AviUtl

AviUtl
作者 KENくん
初版 1997年11月(28年前) (1997-11)
最新版
1.10 / 2019年10月3日(7年前) (2019-10-03)
対応OS Microsoft Windows
プラットフォーム IA-32
サポート状況 開発中
種別 動画編集ソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト AviUtlのお部屋
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AviUtl(エーブイアイユーティーエル、エーブイアイユーティル)は、「KENくん」によって開発されている動画編集ソフトウェアである。

概要

AVIファイルを編集したり、各種コーデックで圧縮することができる。フリーウェアとして公開されている。

有志により開発されたプラグインを追加することで、各種エンコーダー(x264やNVEnc等)や音声・字幕配置の自動化など機能を追加することが可能。

32ビットのアプリケーションであり、動作にはMMXが使えるCPUが必要。64ビット化することもできるが、KENくん曰く、「32ビットの状態で多くのプラグインが作られたため、64ビットに変更するとそれらが使えなくなってしまうから」という理由により32ビットソフトである。

AviUtl本体のみで動画編集は可能であるが、公式サイトに公開されている「拡張編集プラグイン」を使用することで、より高度な編集をすることができる。具体的にはレイヤー機能(他のソフトで「トラック」と呼ばれているもの)やエフェクト類である。

フリーウェアとしての長い歴史から様々なプラグインが公開されており、多くのユーザーはプラグインを各自導入して使用している。

本来32bitソフトでは4GB以上メモリを使用することができないが、version1.10rc2からは共有メモリを使用して4GB以上のメモリーを利用出来るようになっている。

version0.99aからはマルチスレッド対応となり、主要なプラグインのマルチスレッド化が促進されSIMD最適化、GPUの利用ができるようになる。

AviSynthとはプラグインの相互利用が可能である。しかし、AviUtl側からAviSynthのプラグインを利用する際にプラグインがYUV各12ビットのフォーマットをサポートしていない場合、データの精度に変化が生じる場合がある。

nicotalkやゆっくりMovieMakerのように、AviUtlと連携したソフトウェアも存在する。

主な機能

歴史

拡張編集Plugin

拡張編集Plugin
作者 KENくん
初版 2008年1月12日(18年前) (2008-01-12)
最新版
0.92 / 2013年7月15日(13年前) (2013-07-15)
対応OS Microsoft Windows
種別 動画編集支援拡張機能
公式サイト AviUtlのお部屋
テンプレートを表示

拡張編集Pluginは、AviUtlにてより高度な動画編集を行うために作成された純正のプラグインである。

基本的な機能

拡張性

このソフトウェアでは、スクリプト言語Luaを用いたエフェクトなどを新しく記述することができ、今日ではAdobe After Effectsのプラグインエフェクトを模倣したものを始めとする大量のスクリプトが公開されている。

また、本体に同梱されているLua5.1のバイナリファイル(lua51.dll)をLuaJITに置き換えることで、さらなる高速化を図ることができる他、FFIなどのLuaJIT専用のライブラリなどを使うことができる。これは、LuaJITがLua5.1をベースに作られているためできることである。

AviUtl ExEdit2

2025年7月7日、AviUtl本体と拡張編集Pluginを統合して新たに構築した「AviUtl ExEdit2」のテスト版(version2 beta1)が公開された。2026年7月7日のversion2.0.54からベータ表記が外され、正式版として提供されている。

プラグイン

AviUtlでは非常に多くのサード・パーティー製のプラグインが配布されている。これらを使用することで新たな機能を拡張できる。

プラグインの拡張子は、「.dll」をリネームしただけで、以下の種類に分類されている。ただし機能はそれらに限られておらず、例えば.aulファイルがAviUtlのバグを修正したりすることも可能である。多くのプラグインは公式サイトで配布されているAviUtl用公式SDKを使用している。

フィルタプラグイン .auf 画像の加工編集
入力プラグイン .aui 他のファイル形式を読み込む
出力プラグイン .auo 他のファイル形式に出力
色変換プラグイン .auc 画像データ入出力時の色空間を変換
言語拡張リソース .aul 対応言語を拡張

なお、プラグインがDLLファイルをリネームしただけのものであることは、プラグインはAviUtlの動作を根本的に変更したり、マルウェアとして動作しOS全体に被害を及ぼすことも可能であることを意味する。そのため、導入する際は安全性について細心の注意を払わなければならない。

関連書籍

脚注

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注釈

  1. ↑ プラグインによってはMP4ファイルなどを読み込むことが可能である。また、AVIファイルでも読み込めるファイルはプラグインや各種コーデックに依存することがある。
  2. ↑ ただし、一部のユーザーからは「設計次第では32bitのプラグインと共生する事はできる」とも言われている。
  3. ↑ ただし、別途プラグインが必要
  4. ↑ 可能ではあるが、かなりな無理をして可能になるものである。
  5. ↑ 機能も少なく、実用的とはいえまい
  6. ↑ ただしAviUtl同梱のlua51.dllではmath.mod(本来のlua5.1では使用不可)が動作するような変更が加えられており、それを使用しているスクリプトはLuaJITで動作しないことがある。 https://scrapbox.io/aviutl/math.mod

出典

  1. 1 2 “KENくん/ Twitter”. 2019年8月18日閲覧。
  2. ↑ “AviUtlのお部屋”. 2020年2月17日閲覧。
  3. ↑ “https://twitter.com/__kenkun/status/1163023903721050118”. Twitter. 2022年5月1日閲覧。
  4. ↑ 『これであなたも動画編集の達人に!動画編集に便利なソフト5選』(プレスリリース)ヘリオス、2021年1月29日。2025年7月8日閲覧。
  5. ↑ “動画編集ソフト「AviUtl」が6年ぶりに更新 4GB以上のメモリを活用できるテスト版を公開 - ITmedia NEWS”. 2021年7月11日閲覧。
  6. ↑ 当初は「拡張フィルタ」の名称で公開、その後「拡張フィルタ編集」へ名称変更、10月24日公開のversion0.60にて「拡張編集」へ変更された。
  7. ↑ 宇都宮充 (2025年7月8日). “フリー動画編集ソフト「AviUtl」が約6年ぶりの更新。ゼロから作り直した最新版”. PC Watch. インプレス. 2026年8月5日閲覧。
  8. ↑ 樽井秀人 (2026年7月9日). “フリーの高機能動画編集ツール「AviUtl ExEdit2」がベータ版を卒業、v2.0.54が公開”. 窓の杜. インプレス. 2026年8月5日閲覧。
  9. ↑ “プラグイン”. /AviUtl. 2024年10月27日閲覧。
  10. ↑ “プラグインがアンチウイルスソフトに検出される”. nazosauna AviUtl. 2024年10月27日閲覧。

関連項目

外部リンク