ブラビア
ブラビア (BRAVIA)とは、BRAVIA から開発 ・発売 されているデジタル ハイビジョン テレビ 及び法人向けディスプレイのブランド名。
本ブランド名は、日本国外においても用いられているが、本項では主に日本国内における製品について記載する。
概要
BRAVIAはBest Resolution Audio Visual Integrated Architecture の略称で、2005年 8月にソニーの経営不振の主要な原因になっていたテレビ部門の復活をこめて、それまでの「WEGA 」ブランドから変更された。同社の業務用液晶カラービデオモニターのブランド名は「LUMA 」(ルーマ)である。韓国 サムスン電子 との合弁会社S-LCD (韓国 牙山市 )で生産する液晶パネル 及び液晶モジュールを使用することで、短期間で液晶テレビ の供給体制を整えた。
2005年の年末商戦 で成功し、シャープ のシェアを圧迫するまでに売上が回復した。日本国内では「液晶はシャープ」のイメージが強く、AQUOS が圧倒的に強いが、海外ではソニーのブランド知名度の方が高く、2006年の液晶テレビ世界シェア(金額ベース)1位はソニーだった。2007年 にはフルスペックハイビジョンのラインナップ拡充が遅れたためシェアを落としたが、同年9月に市販品としては最大の70V型を含むフルHDの15製品を一挙に発売した。また、2008年3月にはソニー最小の16V型を発売した。
2008年 2月26日にはソニーは、シャープが堺市 の堺泉北臨海工業地帯 に建設する液晶パネル工場(→シャープ堺工場 )にソニーが資本参加すると発表した。新工場の建設と運営を堺ディスプレイプロダクト (SDP/シャープとソニーの合弁会社)が行う形となる。ソニーはサムスンからの提携から撤退し、SDPから液晶パネルの供給を受ける。
リアプロジェクションテレビ (リアプロ)はフルスペックハイビジョンのSXRDパネルを採用し、色域 や応答速度、コントラスト を従来モデルより引き上げたAシリーズと透過型小型液晶パネルを使用した廉価版のEシリーズがあるが、2007年11月までに全機種生産終了し、ソニーは長年生産してきたリアプロから撤退した。
TVCMには女優の北川景子 を起用している。以前には女優の篠原涼子 とミュージシャンの矢沢永吉 を起用しており、篠原はV5およびEX700シリーズ、矢沢はF5、W5シリーズとモデルによって使い分けていた時期もあった。以降は川口春奈 が起用されていた。また、2010 FIFAワールドカップ オフィシャルテレビということもあって、サッカー日本代表 ・内田篤人 (鹿島アントラーズ )を起用したCMもあった。
2018年10月より、ブラビアをはじめとするソニー製品は日立チェーンストール でも販売されている。
4K・8Kチューナー内蔵機種は「ACASチップ」を本体に内蔵している。なお4Kチューナー非搭載の40V型以上モデルは2017年限りで生産を完全終了。4K非搭載大型テレビ生産からの完全撤退はソニーが国内大手メーカーで初となった。BDレコーダー一体型モデルと(モニター・チューナー分離型)無線伝送式「プライベートブラビア」は生産されておらず、小型の「ブラビアワンセグ」とBDプレーヤー一体型ポータブルブラビア「BDP-Z1」は2017年限りで販売を終了している。またFDK に生産委託していたソニーブランド乾電池 は2019年7月限りで販売終了となったため、リモコン用お試し乾電池はパナソニック・マクセル ・東芝ライフスタイル などの他社より供給を受けている。
2022年以降発売機種はアナログAV入力端子が、映像・音声一体型ミニジャックへ変更されたため、接続には市販の「RCAピンプラグ - 映像・音声一体型ミニジャック変換ケーブル」が別途必要。2024年以降の機種(XR90/80/70・A95L・X90L/80L・X75WL・A90K・X90K・X85K各シリーズ以降)はアナログAV入力端子 が全廃されたため、HDMI端子のない従来型アナログ再生機器の接続には市販の変換アダプターまたは変換ケーブルが必要となっている。4K非対応ブラビアについても、2025年発売パーソナルモデル「K-32W840」は業界で初めてアナログAV入力端子を廃止した。
ソニー純正テレビ台(アンプ・スピーカー付き「ラックシアター」も含む)の生産はブラウン管テレビ終焉と共に終了したため、ソニー製品取扱店ではハヤミ工産 (「TIMEZ」ブランド)・朝日木材加工などの他社製テレビ台を仕入れている(ソニー製ホームシアターシステム現行モデルは、サブウーハー付きシアターバーのみ)。
ブラビアリンクメニューで「音声をシアターから出す」を選んだ場合・テレビ本体のヘッドホン端子から音声が出力されないので、ヘッドホンの音を聴きたい場合は「音声をテレビから出す」を選ぶ。
特徴
高画質エンジン
2010年までは生産された大部分の機種に、アナログ映像からハイビジョン映像まで様々な映像信号をリアルタイムに解析し、高コントラストで精細感のある映像を作り出す『ブラビアエンジン』を搭載。2011年からはデジタル放送完全移行に合わせて、超解像技術を応用した新エンジン『X-Reality』を搭載し、上位モデルのみ『X-Reality』に「XCA7」チップを搭載した『X-Reality PRO』を採用する。
のちに、『X-Reality』プロセッサーと「XCA7」チップは『X-Reality PRO』プロセッサーに集積化、テレビの4K化に伴い『4K X-Reality PRO』へと進化。2015年からは4Kモデルを中心に『4K X-Reality PRO』、「トリルミナスディスプレイ」、「X-tended Dynamic Range」を統合した『X1』プロセッサーを搭載する。2016年のZ9Dシリーズよりフラッグシップモデル向けに『X1 Extreme』プロセッサーを搭載し、2017年モデルには『HDR X1』を殆どのモデルに搭載する。2018年には『X1 Extreme』の後継として『X1 Ultimate』を発表。2021年には脳のように処理する認知特性プロセッサー『XR』を発表した。
ブランド名変更に伴い、名称も『ベガエンジン』から『ブラビアエンジン』に変更。
『X-Reality 』、『X-Reality PRO 』 - 2011年モデル以降。
超解像技術搭載、画質の改善。2011年と2012年の上位モデルのみ『X-Reality』チップと「XCA7」チップとのデュアル構成による『X-Reality PRO』が搭載され、『X-Reality』の機能にデータベース型複数枚超解像処理機能が追加。
『X-Reality PRO 』 - 2013年モデル以降。
『X-Reality PRO』の機能を1チップに集積化。処理速度の向上。ノイズ低減処理、「カラーマネジメント」が追加。
『4K X-Reality PRO 』 - 2014年4Kモデル。
4K仕様に最適化、処理速度の向上。それ以外は『X-Reality PRO』に準ずる。
『8K X-Reality PRO 』 - 2020年8Kモデル。
8K仕様に最適化、処理速度の向上。それ以外は『X-Reality PRO』に準ずる。
『4K X-Reality PRO』、「トリルミナスディスプレイ」制御機能、「X-tended Dynamic Range」を1チップに集積化。処理速度の向上。後期ロットでは「X-tended Dynamic Range PRO」を搭載し、「Slim Backlight Drive」に対応。
『X1 Extreme 』 - 2016年以降、Z9Dシリーズ、A1シリーズなどの4K液晶・4K有機ELテレビ上位モデルに搭載。
『X1』の後継チップ。『X1』比40%の処理速度向上、「Super Bit Mapping 4K HDR」、「HDRリマスター」、「デュアルデータベース解析」が追加。「Backlight Master Drive」対応。
『X1 Extreme』のコストダウンチップ。「HDRリマスター」搭載。「Slim Backlight Drive+」対応。2021年モデルからは彩度/色相/明度を3次元で検出する「トリルミナス プロ」が搭載された。
『X1 Ultimate 』 - 2018年以降、Z9Fシリーズ、A9Fシリーズなどの8K/4K液晶・4K有機ELテレビ上位モデルに搭載。
『X1 Extreme』の後継チップ。『X1 Extreme』比2倍の処理速度向上、8K HDRまでの映像処理能力を備える。「オブジェクト型超解像処理」が追加。「HDRリマスター」の強化、デュアルデータベース分析の「ノイズリダクション精度」の精度向上、「Netflix画質モード」、「CalMAN for ブラビア(オートキャリブレーション機能)」対応。
『XR 』 - 2021年以降、A90Jシリーズ、X95Jシリーズなどの4K液晶・4K有機ELテレビ上位モデル(ブラビアXR)に搭載。映像・音響総合プロセッサー。
『X1 Ultimate』より処理性能を更に強化。流れている映像をリアルタイムにプロセッサーで解析し、特に視聴者が注目する部位を引き立たせるような高画質化処理を行う。
映像面では『XR Picture』と称し、彩度/色相/明度を3次元で検出する『XR トリルミナス Pro』・HDR信号などの10bit映像を14bit相当の階調表現にして出力する『XR Smoothing』の『XR Color』、高コントラストの『XR OLED Contrast Pro(有機ELモデル) 』『XR Contrast Booster(液晶モデル)』・HDR相当までアップコンバートする『XR HDR Remaster』の『XR Contrast』、超解像度技術の『XR Clarity』『XR 4K アップスケーリング』、残像感を低減する『XR Motion Clarity』を搭載。
音響面では『XR Sound』と称し、信号処理を浮動小数点(32bit-float)で行うようになり、歪みのないクリアな音を出力できるようになった。モノラル音声以外のあらゆる音源を5.1.2chに変換する『3Dサラウンドアップスケーリング』機能が追加され、ボイスズーム機能も人の声の特徴を検出して的確に母音・子音の違いを認識し、それぞれを適切に強調するアルゴリズムを搭載した『ボイスズーム2』となった。
高画質機能
大部分のモデルでは倍速液晶 技術『モーションフロー』を搭載する。『モーションフロー』は、1/60秒(60i)のコマとコマとの間に発生する「ぼやけ」を補正して補間映像を生成する『IBリダクション機能』を業界で初めて搭載した。また倍速液晶技術に関しては、1/60秒(60i)のコマとコマとの間に3コマの補間映像を生成し挿入する、世界初の4倍速液晶技術が2008年にBRAVIAに搭載され、現在も上位モデルを中心に普及している。
2018年モデルからは『モーションフロー』の進化形として、倍速パネルとLEDバックライト制御(部分駆動制御+発光時間の最適化)を組み合わせた『X-Motion Clarity』を搭載している。有機ELテレビのX-Motion Clarityにおいては、有機ELパネルの発光エリアを高密度制御する形で2020年モデルのA9SとA8Hシリーズから搭載された。
一方で、4Kモデルの発売に合わせて「トリルミナスディスプレイ」と「X-tended Dynamic Range」を搭載している。さらにLEDバックライト制御機能では、エッジ型には「Slim Backlight Drive+」が、直下型を採用したZ9シリーズには「Backlight Master Drive」を搭載している。
高音質機能
アコースティックサーフェス - 2017年以降の有機ELモデル。
A1シリーズ以降の全ての有機ELテレビのモデルに搭載。2019年モデルより「アコースティックサーフェスオーディオ」に改称。A9Gシリーズには上位の「アコースティックサーフェスオーディオ+」が搭載される。2021年モデル以降は「アコースティックサーフェスオーディオ+」を搭載。
最大の特徴は、アクチュエーターとサブウーファーを使用してパネル全体が振動してスピーカーユニットとして機能する点である。他社も同様の方法を採用しているが、ソニーは過去にフルコンデンサー型スピーカー「SS-R10」やサウンティーナ「NSA-PF1」を開発・発売した実績があり、これらのノウハウが生かされている点が他社と大きく異なる。
アコースティックマルチオーディオ - 液晶モデル。
その他の機能
全シリーズ共通のユーザーインターフェイス としては、クロスメディアバー (XMB)の採用が特徴。当初は2005年9月に発売されたXシリーズのみに採用され、携帯電話 のような折りたたみ形のリモコンも特徴であったが、2006年 9月に発売されたX2500シリーズではこれらのものを廃止し、使いやすさや見やすさを重視した 新シンプルリモコン が採用されている。その後、2007年4月に発売されたJ3000/J5000シリーズからクロスメディアバーが復活し全シリーズに採用されるようになったが、2011年春モデルからは再び廃止され、新しいUIが採用された。2007年9月以降に発売された一部機種には、無線通信を使用し画面に向けなくても操作できる「おき楽リモコン」が付属している。
2015年モデルからはGoogle のテレビ向けOSである「Android TV 」を搭載し、マイク内蔵リモコンまたはテレビ本体に直接話しかけることによる音声検索やGoogle Playストアによるアプリの追加、Chromecast (旧・Google Cast)接続が簡単にできるようになった。Android TV搭載で「チャンネルポン」は廃止されたが、2017年モデルから復活し、2016年秋モデルのみ2017年6月のOSアップデートで対応した。また、2018年モデルから搭載されているGoogleアシスタント はAndroid TVを搭載した2017年モデル及び2016年モデルの一部(Z9D/X8300D/X7000Dのみ)にも2018年9月にソフトウェアアップデートによる機能追加によって搭載されるようになり、Amazon Alexa は2018年秋モデルのA9F/Z9Fシリーズに加え、Android TV搭載の2016年以降のモデル(2016年モデルはZ9D/X8300D/X7000Dのみ)でも2018年10月のソフトウェアアップデートにより対応する(アップデート完了後、ホーム画面に「Amazon Alexa 連携設定」アプリが表示されるようになる)。
シャープの「亀山モデル」に対抗して「稲沢モデル」を名乗ったり(後述)、ワンセグ 対応携帯電話でも「AQUOSケータイ 」に対抗して「BRAVIAケータイ 」を発表したりと、「AQUOS 」を意識している傾向が見られる。
なお、地上デジタルテレビジョン放送 非対応機のみが最後まで生産されていたトリニトロン カラーテレビが2007年 4月に生産を終了したため、ソニーはブラウン管 テレビおよび地デジ非対応テレビがラインアップから消滅した。また、WEGAブランド時代はプラズマテレビの販売もしていたが、BRAVIAブランドのプラズマテレビ はラインアップされていない。
ソニーは4K UHDが主力製品になる前は37型及び42型の代わりに40型を販売していた(途中からは競合他社もこの傾向がみられた)。またかつては衛星アンテナとアンテナ周辺部品(アンテナプラグ・分配器など)を自社生産しており、ブラビアカタログにもソニーブランドの衛星アンテナと分配器などが掲載されていた。しかし赤字拡大などによるリストラや組織再編の一環として2014年までにソニーはアンテナとその周辺部品生産から撤退。ブラビアカタログからソニーブランドアンテナは消え、ソニーショップ へ供給される衛星アンテナとアンテナ周辺部品は(マスプロ電工 ・日本アンテナ ・サン電子 ・DXアンテナ などの)他社製品へと変わっている。
型番法則
2024年モデル以降の型番法則は、以下のとおりである。
ブラビアXR
XRJ-画面サイズ+シリーズを表す1文字のアルファベットと2桁の数字(A90系は4K UHD 有機EL パネル搭載の最上位機、A80系は4K UHD 有機ELパネル搭載の上位機、X90系は4K UHDパネル搭載の上位機)+世代を表すアルファベット(2013年春モデル以降の型番法則からの続きとなっており、2023年モデルは"L"である)。
ブラビア
K-画面サイズ+シリーズを表す2文字のアルファベットと2桁の数字。2024年モデルで世代を表すアルファベットが付かなくなった。
過去の型番法則
2021年春モデル以降
KJ-画面サイズ+シリーズを表す1文字のアルファベットと1桁または2桁、3桁、4桁の数字(A9系は4K UHD 有機ELパネル搭載の最上位機、A1/8系は4K UHD 有機ELパネル搭載の上位機、Z9系は8K UHDまたは4K UHDパネル搭載の最上位機、X90/X9000系は4K UHDパネル搭載の上位機、X80/X8000系は4K UHDパネル搭載の中位機、X7000系は4K UHDパネル搭載の普及機、W800系はハイビジョンの上位機、W700系はハイビジョンの中位機、W500系はハイビジョンの普及機)+世代を表すアルファベット(2013年春モデル以降の型番法則からの続きとなっており、2015年モデルは"C"、2016年モデルは"D"、2017年モデルは"E"、2018年モデルは"F"、2019年モデルは"G"、2020年モデルは"H"、2021年モデルは"J"、2022年モデルは"K"、2023年モデルは"L"である。)。法人向けモデルは個人向けモデルの型番に"/BZ"が付記される。
法人向けの液晶モニターはテレビと同じ型番法則に準じるが、最初の2文字が"FW"となる。
2013年春モデル以降
(ハイビジョンモデル)KDL-画面サイズ+W+シリーズを表す3桁の数字(900系は最上位機、800系は大型の上位機、700系は中型の上位機、600系は普及機、500系は中型の普及機)+世代を表すアルファベット
(4K UHDパネル搭載モデル)KD-画面サイズ+X+シリーズを表す4桁の数字(9000系は最上位機、8000系は上位機)、9200シリーズ以降の機種では世代を表すアルファベット(2013年モデルは"A"、2014年モデルは"B")が付記される。
2010年春モデル以降
KDL-画面サイズ+シリーズを表すアルファベット (LXは3D対応4倍速機、HXは3Dメガネは付属しない3D対応高画質4倍速機、NXはモノリシックデザイン4倍速機、EXは普及機、BXは32型以下のHDD搭載機、CXは小型機)+シリーズを表す数字 (9は最上位機、8は上位機、7はLED搭載の普及機、5は普及機、4は2011年春モデルの小型機、3は2010年春モデルの小型機)+世代を表す数字 (2010年春-夏発売のモデルは0、2010年秋発売のモデルは1、2011年春発売のモデルは2、2012年春発売のモデルは5)+録画機能、スピーカーを表す数字 (0は録画非対応またはUSB HDD 録画対応モデル、HはHDD搭載モデル、RはHDD+BD 搭載モデル、Sは大型スピーカー搭載モデル)
2008年春モデル~ KDL-画面サイズ+シリーズを表すアルファベット (XRは最上位機、Xは上位機、Wは4倍速対応高画質機、Fは高画質機、Vは普及機、Jは小型機、Mは超小型機)+世代を表す数字 (2008年発売のモデルは1、2009年発売のモデルは5)
2007年春モデル~ KDL-サイズ+シリーズを表すアルファベット (Xは最上位機、Wは上位機、Vは主力機、Sは普及機、Jは小型機中心の最下位機)+シリーズを表す数字(受注生産モデルは7000、倍速搭載モデルは5000、倍速非搭載モデルは3000)
2005年秋モデル~(液晶) KDL-サイズ+シリーズを表すアルファベット (Xは最上位機、Vは主力機、Sは普及機、Jは小型機)+世代を表す数字 (2005年秋発売のモデルは1000、2006年春発売のモデルは2000、2006年秋発売のモデルは2500)
2005年秋モデル(リアプロジェクション) KDF-サイズ+シリーズを表すアルファベット (2005年秋モデルのリアプロはE)+世代を表す数字 (2005年秋モデルは1000)
2006年秋モデル(リアプロジェクション) KDS-サイズ+シリーズを表すアルファベット (2006年秋モデルのリアプロはA)+世代を表す数字 (2006年秋モデルは2500)
稲沢モデル
BRAVIAは、店頭でメーカーの「稲沢産」というPOPがついている。BRAVIAの設計、一部電子部品の製造、製品の組み立て、検査、梱包などは、愛知県 稲沢市 にあるソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ 稲沢サイト(旧・ソニー稲沢)で行われている。稲沢サイトは、かつてソニーが誇った独自技術であるトリニトロン方式のブラウン管の主力製造工場だったことで知られる。
しかしながら、シャープの「亀山モデル」とは違い、ソニーの場合は液晶テレビの重要デバイスであるアモルファスTFT液晶ディスプレイパネル をS-LCDなどの海外や、堺市の堺ディスプレイプロダクト で生産している。S-LCDはサムスン電子とソニーの合弁会社であり、堺ディスプレイプロダクトはシャープが約46%、ソニーが約7%出資している会社である。そこで生産されているパネルはサムスン電子もしくはシャープの基礎技術がベースとなっている。
なお、Aシリーズ、Eシリーズのリアプロに関しては、SXRDパネル・透過型液晶パネルの生産はソニーセミコンダクタ九州 熊本テック、セット組み立てはソニーEMCS一宮 テックでソニー独自の手によって行われている。
欧州 向けはスペイン のバルセロナ 、スロバキア のニトラ、米州 向けはメキシコ のティフアナ などでも製造している。
以前のブランド
ハッピー〈ベガ〉(KDL-S19A10)
WEGA(ベガ)
ブラウン管テレビでは最後まで使用されていた。
KIRARA BASSO(キララ・バッソ)
1991年 に登場。「WEGA」の登場までは主力ブランドだった。キララは輝く様な高画質を、バッソはイタリア語 で低音を意味している。従来のトリニトロン ブラウン管より平坦な「スーパートリニトロン管」を採用し、ブラウン管フレームと一体になった高音質スピーカー 「バッソ・スピーカー」や、「ふしぎリモコン」と呼ばれるジョグダイヤル式のリモコンが付属していた点が特徴だった。初期の頃のCM にはマイケル・ジャクソン が出演。激しいダンスを披露し、視聴者に強いインパクトを与えた。
PROFEEL STAR(プロフィール・スター)
1985年 に登場。高画質・高音質・高機能を両立させ、「キララバッソ」の発売までソニーの最高級カラーテレビとして(クリアビジョン (EDTV)対応のED1/ED2シリーズの販売期間を除く)の役割を担った。後期型ではドルビーサラウンドシステムやBOSE 製スピーカーを搭載するなど、特に音質面でのこだわりが見られた。
なお、「プロフィール・スター」と同時期に展開された大型カラーテレビ(カタログでは「ファミリーステレオテレビ 」と表記された)のブランド名称は、年代別に「L.AND (ランド)」(1985年 - 1987年 )「ゆとりにとろん 」(1988年 - 1991年)「ドラマゾーン 」(1989年 - 1991年)となる。
ジャンボ・ジェットセンサー
1978年 に登場。当時最大級の27インチブラウン管を用いたテレビであった。価格も家庭用テレビジョンとしては最大級でありソニーのフラッグシップという位置づけであった。テレビCMには飛行機 が用いられていた。
競争他社製品
生産・販売より撤退
23V型以下の日立リビングサプライ 扱いのものは松下電器のOEM である(ブラウン管は三菱電機OEM)。これはWoooを名乗っていない(デザイン・外観・機能は松下ビエラと全く同じ)。
脚注
注釈
↑ 2014年7月まではソニー(初代法人) 、2019年3月まではソニービジュアルプロダクツ 、2021年3月まではソニーホームエンタテインメント&サウンドプロダクツ 、2026年3月まではソニー (二代目法人)。
↑ 2008年9月には、大手メーカーで最後までリアプロを製造していたビクターも撤退し、事実上日本国内からリアプロが消滅した。
↑ 日立コンシューママーケティングリビングサプライ社 (現・日立グローバルライフソリューションズ )が日立ブランド薄型テレビ&BDレコーダー 「Wooo 」の国内販売を同年9月限りで終了したため。なおソニーは32V型以下のパーソナルブラビアとBDレコーダー一体型ブラビア生産を終了したため、パーソナルモデルはパナソニック 「ビエラ 」とシャープ 「アクオス 」が、BDレコーダー一体型モデルはパナソニック「ビエラ」がそれぞれ供給されている。
↑ 4K非対応の現行モデルは、フルサイズB-CASカードを用いる2025年発売の「K-32W840」のみ。今後在庫品限りで販売を終了し、2026年以降は4K/8Kチューナー内蔵テレビのみの生産へ一本化される。
↑ 海外では2019年発売の「Z9G」シリーズから搭載。
↑ 2022年発売の「A95K」シリーズ、海外では2023年発売の「A95L」シリーズのみ、最上位のXR トリルミナス MAXを搭載。
↑ 2021年発売の「A80J」シリーズのみ下位のXR OLED Contrastを搭載。
↑ Backlight Master Driveは2016年秋モデルのZ9Dシリーズと2019年春モデルのZ9Gシリーズ(98V型・法人向け)、2020年春モデルのZ9Hシリーズ(85V型)のみ搭載。
↑ 43V型や49V型などの一部サイズはテレビ本体にマイク非搭載。
↑ 電源オフの状態で、テレビ本体の受光部に向けてリモコンのチャンネルボタン(数字ボタン)を押すだけで電源オンと選局を完了し、ボタンを押したチャンネルですぐに視聴できる機能。
↑ 東芝 と日立リビングサプライ も同時期にアンテナ自社生産を終了したため、自社ブランドアンテナを販売する国内大手電機メーカーはパナソニック のみとなった(「VIERA 」カタログに「Panasonic」ブランドアンテナを掲載)。
↑ この年のモデルのうち、4K UHD有機ELモデルのA9Sは例外となる。
↑ 2010年秋モデルの HX80Rシリーズ と EX30Rシリーズ は例外。
↑ 2011年春モデルの CX400シリーズ は例外。
↑ 2012年春モデルの EX540シリーズ は例外。
↑ 海外ではこの映像がマイケルのアルバム『デンジャラス 』のCMで使用されている。
↑ 所ジョージ がテレビを運ぶCMが有名だった。
外部リンク
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