P
音素
この文字が表す音素は、/p/ないしその類似音である。
- フランス語では語末のpを黙字とする。(ごく一部の単語を除く。例:cap(岬))次の単語が母音で始まれば、このpを発音する。
歴史
ギリシア文字・Π(パイ)の右足を曲げた形に由来する。この結果、現在のラテン文字のRに相当するΡと同形になってしまったため、そちらの文字には中央から右下にヒゲを付け加えて区別するようになった。
P の意味
- リンの元素記号。
- アミノ酸の1つプロリンの1文字略号。
- 音楽記号のピアノ (piano)(弱;フォルテ<forte>の反対)。
- P (計算複雑性理論) - 計算複雑性理論において、決定性チューリングマシンが多項式時間で解くことのできる決定問題のクラス。P≠NP予想など。
- 文献のページ (page) を示す。
- 電気的接点/極を表す(スイッチの DPDT など、コネクタの 36P など)
- プルスイッチ。構内電気設備配線用図記号 (JIS C 0303:2000) で用いられる。スイッチの図記号に傍記。
- 片、Piece
- SI接頭語
- ペタ(1015)(大文字)
- ピコ(10−12)(小文字)
- CGS単位系における粘度の単位ポアズ
- 1g重を表すドイツの単位「ポント」(pond)
- 二十五を意味する数字。三十六進法など、二十六進法以上(参照: 位取り記数法#Nが十を超過)において二十五(十進法の25)を一桁で表すために用いられる。ただし、アルファベットの I と数字の 1 、およびアルファベットの O と数字の 0 が混同し易いために、アルファベットの I と O を用いないことがあり、この場合、J が十八、K が十九、…、N が二十二、P が二十三を意味する。
- 物理学で陽子(小文字)または運動量を表す(大小)。
- 光学で部分偏極状態の光の偏極度 (degree of polarization) を表す。通常大文字で記す。
- 化学でパラ (para) 位をp-で表す。
- 主に化学で、水素イオン指数や酸解離定数などで、負の常用対数 (
) の略記として使われる。
- 圧力 (pressure) を表す。
- 数学で筆記体で用いて(あるいは p.v. として)積分がコーシーの主値 (principal value) であることを表す。
- 数学で点を示す記号。(point) を表す。
- 素数を示す記号。(prime number) を表す。
- nPm は順列 (permutation) の総数。
- 論理学では命題 (proposition) や述語 (predicate) を表す。
- LISPでブール値を返す関数の名前は慣習的に p (predicate) で終わる。
- 確率ではある事象 E が起こる確率 (Probability) を P(E) と表記する。
- per の略に使われ、「/」と書かれたり「毎」と訳されることがある。
- 例:
符号位置
| 大文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 小文字 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 備考 |
| P |
U+0050 |
1-3-48 |
P
P |
p |
U+0070 |
1-3-80 |
p
p |
|
| P |
U+FF30 |
1-3-48 |
P
P |
p |
U+FF50 |
1-3-80 |
p
p |
全角 |
| Ⓟ |
U+24C5 |
‐ |
Ⓟ
Ⓟ |
ⓟ |
U+24DF |
1-12-41 |
ⓟ
ⓟ |
丸囲み |
| 🄟︎ |
U+1F11F |
‐ |
🄟
🄟 |
⒫ |
U+24AB |
‐ |
⒫
⒫ |
括弧付き |
| 𝐏 |
U+1D40F |
‐ |
𝐏
𝐏 |
𝐩 |
U+1D429 |
‐ |
𝐩
𝐩 |
太字 |