iida(イーダもしくはイイダ)とは、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話が、主に携帯電話向けに2009年(平成21年)から2018年(平成30年)頃まで展開していた派生ブランド(2012年以降より派生プロジェクト)である。
「innovation」「imagination」「design」「art」の頭文字を取って付けられた。KDDI本社所在地の「飯田橋」をネーミングの参考としたという指摘に対しては否定している。
2001年(平成13年)、KDDIは、デザインを重視したブランド「au design project」を立ち上げ、2003年(平成15年)から2007年(平成19年)まで、プロダクトデザイナーらが手がけた携帯電話を毎年1~2機種発売してきた。
しかし、ユーザーのニーズが「機能やスペック」から「デザインや生活スタイルとのマッチング」にシフトしてきたことを受け、au design projectのコンセプトを見直すとともに、その後継として登場したのが、このiidaである。
なお、2009年(平成21年)春に登場した「NEW STANDARD」シリーズも、実質的に統合したものという見方もある[誰によって?]。
これまでのau design project以上にデザインを重視し、より独自のブランド、およびプロジェクトという位置づけがされている。
一般のauブランドとは別のブランド扱いとし、専用のウェブサイト、カタログ、カタログ用袋が用意されている。ただし、製品は一般の月刊のauカタログにも一部掲載されているほか、後述する「iida Art Editionsシリーズ」を除き一般のauショップ、auオンラインショップ、PiPitを含む全国のトヨタディーラー各店、家電量販店、携帯電話販売店等で販売されている。また、料金プランやサービスは独自のものではなく、全てauのものを利用する。
後述する2012年(平成24年)2月3日に発売された「INFOBAR C01」より端末本体およびパンフレット(カタログ)梱包用パッケージ、取扱説明書等に「iida」のロゴが記載されなくなった。同年4月のコンセプトモデルを最後に、以降は特に発表がなくなった。2018年で発表されたINFOBERA xvは、引き継ぎ前のプロジェクトであるau design projectで発表。同様に発足されたリニューアルサイトにて、au design project時代と、iidaで発表されたコンセプトモデルのアーカイブが移設された。



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iida LIFE STYLE PRODUCTSは、KDDIが2009年9月に発表したiida製品の周辺機器、及び雑貨類の製品群を展開するプロジェクトである。2009年(平成21年)10月29日に雑誌「エル・デコ日本版」が創設したデザイン賞「Young Japanese Design Talent 2009」にプロジェクトとして受賞した。
2011年10月11日に発売された、イタリアのステーショナリーメーカー「ナヴァ(NAVA)」とのコラボレーションによるアクセサリーである。 いずれもスマートフォンケースとなっており、ジェームズ・アーヴィン(デザイナー)(en:James Irvine (designer))による「IRV01」、伊藤節+伊藤志信による「ITO02」「ITO03」、カリム・ラシッド(en:Karim Rashid)による「RSD02」「RSD03」「RSD04」が数量限定で販売された。
2009年(平成21年)8月にnendoの佐藤オオキによってデザインされた鳥籠状のスピーカー。電源供給にペンダント照明用のプラグを使用し、Bluetoothを用いることで携帯電話やパソコンと直接ケーブルを繋ぐことなく音楽を楽しむことができるほか、フロアスタンドやテーブルスタンドが用意され、様々なスタイルでの設置が可能となった。
2010年(平成22年)7月に発表された、フラワーアーティストの東信によるコンセプトモデル。 バオバブ、ヤマザクラ、ラフレシア、ヒカリゴケなどの植物を模したパーツをフラワーアレンジメントのように携帯電話や「ベース」と呼ばれるキューブ状のドックに挿して鑑賞することができる。
2010年(平成22年)に発表された、現代美術家の名和晃平によるコンセプトモデル。シルバーのPRISMOID及びプラスマイナスゼロの「8インチ液晶テレビ」を使用し、これらを取り巻く情報の流れを筐体に透明の球体(セル)を付着させることで視覚化、表現した。
2010年(平成22年)10月30日にDESIGNTIDE TOKYO 2010で発表された、イタリアのハウスウェアメーカーアレッシィ(en:ALESSI)とのコラボレーションによるコンセプトモデル。デザイナーとしてマルセル・ワンダース(en:Marcel Wanders)、ステファノ・ジョバンノーニ、パトリシア・ウルキオラ(en:Patricia Urquiola)が起用され、スマートフォン及びフィーチャーフォンとこれらに付随する周辺機器が制作された。
2012年(平成24年)に発表された、スペイン人デザイナーのハイメ・アジョンによるコンセプトモデル。「iida and ALESSI」に引き続き、スマートフォンとして制作された。 丸みを帯びた形状で、初期のデザインでは左上端にアナログ時計が組み込まれている。
2009年(平成21年)4月7日より開始されたユーザー参加型のキャンペーンである。音声やテキストを入力し、オリジナルの楽曲(着うた)を作成することができ、「iida Calling」から「iida Calling 4」までの4回行われた。作成されたトラック数は開始から2011年(平成23年)1月13日まで、658,783曲にのぼった。 また2009年の「iida calling」は同年のカンヌ国際広告祭のサイバー部門でブロンズを受賞したほか、ロンドン・インターナショナル・アワーズの銀賞を受賞した。
2010年(平成22年)2月8日 (月) より、iidaのWebサイトリニューアルの一環として行われた企画である。音楽専門チャンネルMTVとのコラボレーションにより、様々なアーティストのパフォーマンス映像がサイト上で視聴できた。クリエイティブ・ディレクションは高松聡、アートディレクションは中村勇吾が担当した。
iida AWARDは携帯電話周辺アイテムのデザインを公募する取り組みとして、2009年より開催されたデザインコンペティションである。 常識や慣習に囚われない新たな才能を発掘すべく、学生を対象に開催。審査の結果選ばれた作品は、ワークショップを経てiida LIFE STYLE PRODUCTSとして製品化された。