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第6世代移動通信システム(だい6せだいいどうつうしんシステム、英語: 6th Generation Mobile Communication System, 「6G」)とは、1G・2G・3G・4G・5Gに続く将来の移動体通信システムである。一般的に英語の"6th Generation"から、「6G」(シックスジー、ろくジー)と略される。5Gの先という文脈で「Beyond 5G」と呼ばれることもある。導入時期は2030年代が意識されることが多い。
6Gについては、国際機関である国際電気通信連合(ITU)の無線通信分野(ITU-R)が2030年代を見据えた次世代の移動通信をIMT-2030として整理しており、その枠組みと全体目標をまとめた勧告(ITU-R M.2160)が2023年11月に承認されている。一方で、無線方式などの詳細仕様は策定途上にある。携帯電話方式の国際標準化を行う3GPPでも、6Gについては、2025年6月から無線方式およびコアネットワークに関する基礎検討を開始し、続く段階として、詳細仕様の作成をRelease 21として正式に開始する計画が示されている。
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国際的に確定した単一の仕様はまだないが、IMT-2030で想定される能力として、ピークデータレートは50~200 Gbit/s、遅延は0.1~1 msなどが例示・議論されている。
国際基準が未定なため、具体的な仕様は決定していないが、各社がコンセプトを公開するなどして特徴を挙げている。あくまでコンセプトであるため、実用化されるかは不透明。
100Gbpsを超える超高速通信。NTTドコモは、速度と容量において5Gの10倍を目指すとしている。中国は1TB/sの転送速度を目指しているとも報じられている。
宇宙旅行や空飛ぶクルマの実用化が控える中、現在の通信ではカバーしきれていない海、空、宇宙でも通信を提供する。船舶や航空機など従来から存在する移動手段においても、高速なネットワークが利用可能となり、静止衛星や低軌道衛星、HAPS(HighAltitude Platform Station : 高高度疑似衛星、携帯電話基地局装置を搭載した無人飛行機を成層圏で飛行させ、広域のエリアに通信サービスを提供するシステム。ソフトバンクの子会社が実用化に向けた取り組みを行う)の利用により実現を目指している。
ネットワークの消費電力をこれまでよりも抑える。
1ms以下に遅延を抑える超低遅延通信が模索されている。
1平方kmあたり1000万デバイスの接続を実現させ、IoT関連の活用を見込む。
この項目では、世界全体や複数の国が関わった出来事や国際機関の動向、多国籍企業のグローバル向けリリースなどを記述する。
7月、国連機関である国際電気通信連合が、2030年以降に出現すると予想される6G技術を調査するための主導機関「Focus Group NET-2030」をITU-T SG13に設置。
5月、国連機関である国際電気通信連合のFocus Group NET-2030が、ホワイトペーパー「Network 2030」を公開。
5月、欧州委員会は、研究開発資金を助成する「Horizon Europe」を通じて、2021年から2027年まで6G技術の開発を進める予定であると発表した。自動運転車などでの活用も見込む。
4月23日、3GPPが仕様標準化を進める上で使用するロゴを発表した。
6Gを見据えた研究開発は、2018年頃から一部企業などが少しずつスタート。多くの国で5Gが始まった2019年・2020年にはさらに様々な企業や国が研究開発の開始を発表した。主要プレイヤーであるアメリカ、韓国、中国、フィンランド、スウェーデン、日本では特に開発競争が加速。この項目では、日本以外の主要開発プレイヤー(アメリカ・韓国・中国・フィンランド・スウェーデン)の状況について解説する。
この項目では、主要開発プレイヤーであるアメリカ、韓国、中国、フィンランド、スウェーデン、日本以外の国の状況について解説する。
5月20日、フランスに拠点を置く技術研究所CEA-Letiは、6Gの技術ロードマップの策定にあたり、140GHz・100Gbps伝送を実証した。CEA-Letiでは、6Gでのミリ波通信で主要な役割を果たす可能性がある140GHzのスペクトルであるD帯域の研究を行っている。
5月25日、6Gに取り組むアイントホーフェン工科大学の6Gプロジェクトメンバーの1人であるBart Smoldersは、Tech Pulseの取材に対して、相互に通信する完全自動運転車、完全に自律的なドローンなどを挙げ、6Gの可能性について言及した。
6月11日、ウニヴェルシチェト・イトモ(ITMO大学)の研究グループはテラヘルツパルスを利用したデータ転送の可能性を実証した。FEMTOSECOND OPTICS AND FEMTOTECHNOLOGIESチームのEgor Oparinは、「データ転送速度は100倍から1,000倍に向上するが、それらを実装するためにはテラヘルツ範囲への切り替えが必要だ」と述べ、6Gでの利用についても言及した。
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