| 『I am...』 | ||||
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| 浜崎あゆみ の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | 2000年 - 2001年 | |||
| ジャンル | J-POP | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | avex trax | |||
| プロデュース | MAX MATSUURA | |||
| チャート最高順位 | ||||
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| ゴールドディスク | ||||
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| 浜崎あゆみ アルバム 年表 | ||||
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| 『I am...』収録のシングル | ||||
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『I am...』(アイ・アム)は、日本の歌手・浜崎あゆみの4枚目のオリジナル・アルバム。2002年1月1日にavex traxより発売。
2001年は、浜崎あゆみにとって表現者としての大きな転換期となった。前年末のシングル「M」よりCREA名義での自作曲発表を開始した。当初の作曲活動は、外部作家の楽曲と比較した上で採用を判断するという中立的な立場から開始されたものであったが 作曲が「義務」や「責任」へと変わる中で、プロの作家ではない自分が楽曲を提供することに対し、聴き手への「申し訳なさ」や「自信のなさ」を抱えていたと回想している。2001年前半の活動は精神的な疲弊が大きく、ベストアルバム『A BEST』発売前後には将来への展望を見失っていた。そのため、同年開催のドームツアー最終日に引退するのではないかという風説についても、本人は当時の心境として「まるで間違ったウワサとは言い切れなかった」と肯定的な言及を残している。だが、同年のドームツアー初日における負傷をきっかけに、完璧主義的な姿勢から、周囲のスタッフや演者との連帯を重視する方向へと心境の変化が生じた。この変化は楽曲制作にも反映され、同年末に発表された「Dearest」では、初めてD・A・I(長尾大)との共同作曲という形態をとった。孤独感や葛藤を綴ったそれまでの作風から、周囲への信頼や穏やかな心境を反映した表現へと移行し、これらの過程が次作アルバム『I am...』の制作へと結実することとなった。
しかし、アルバムの制作に際して、浜崎は不安が大きかったと述べている。直前のシングル「Dearest」の制作が非常に楽しかったことからアルバム制作にも期待を抱いていた一方で、スタッフ構成に変化が生じていた。総合プロデューサーは引き続き松浦勝人が務めたが、これまで歌録り、ミックス、マスタリングなど浜崎の音に関する全作業に深く関わり指揮をとっていたサウンド・プロデューサーの鈴木直人が本作では参加しなかった。この状況を受け、浜崎自身が「今度のアルバムは自分でやってみよう」と思ったことが制作の出発点となったと語っている。
また、浜崎は制作においてこれまでとは大きく異なる制作環境を経験したと語っている。以前は「やらなきゃ」という強い責任感から一人でプレッシャーを抱え込み、身を削るような思いで制作に臨んでいたが、本作ではそのような孤独な負担を感じることはほとんどなかったという。浜崎は、スタッフに対してこれまでのような「戦う」姿勢ではなく、責任を任せるときは任せ、頼りたいときは素直に頼るというスタンスを取ったと述べている。特に、当時ディレクターとして務めたCMJKとマネージャーのtasukuが新たに参加したことで、制作現場の雰囲気が大きく変わり、「みんなで『なんとかなってる、いける、いける』と言い合える」ような和やかな関係が生まれたと振り返っている。浜崎は、これまでのようにサウンド・プロデューサーに対して「銃を向ける」ような緊張関係ではなく、互いに同じ方向を見て同じ感覚を共有しながら制作に取り組めたことが、本作の大きな特徴だったと語っている。また、曲のメロディーやアレンジが何度も変更されるなど、スタッフとの間で活発な意見交換と修正が繰り返された制作プロセスも、従来とは異なる点として挙げられている。
曲作りの初期段階から作曲家たちと共同で作業を進めていたと浜崎は述べている。これまでのように「こういう曲が欲しい」という明確なイメージを最初から持っていたわけではなく、作曲家たちと一緒に試行錯誤を繰り返す中で、徐々に作品の方向性が見えてきたと語っている。
制作中、本人は歌詞がなかなか書けず苦労したと述べ、「生みの苦しみみたいなのは常に伴うし、もちろんこのアルバムをつくる時に もあった」としながらも、今回は「今までに比べると断然孤独ではなかった」と思って、「今まではさ”作品をつくる”=”私1人で自分と向き合って”みたいな、”スゴ ク孤独で地味な作業”だったんだけど、今回はそういう”陰に陰に”みた いなのがあんまりなかったし。だからスゴク楽しかったんだよね。なんか自 分自身全然ビリビリしなかったしね。いい意味で肩の力が抜けたラフな感じだったと思う」と述べている。
アルバムのテーマについて、浜崎はこれまでのような明確なアイディアを最初に設定せず、制作期間の短さもあって、自身の表現したい音を形にすることから作業を始めたと語っている。しかし、作業の途中で全体に統一感がないことに気づき大きな焦りを感じたという。最終的に、アルバム最後に制作された「Naturally」のサビ部分にある「自由と孤独わけ合って」という歌詞を通じて、アルバム全体の根底に「自由と孤独を分け合う」という想いが一貫して存在していたことに気づいたと述べている。これにより、浜崎はこれまで抱えていた「求めながらも諦めていた」部分を手放し、「わかる人にだけわかればいい」という姿勢から「伝えても伝わらないなら伝わるまで叫ぶ」という積極的な表現姿勢へと変化したと振り返っている。また、アルバムタイトル『I am...』には、ありのままの自分をぶつけるという気持ちとともに、「あなたは誰なのか?」「私は誰だろう?」という問いかけが込められており、作品を通じて自分の「顔」を残し、互いの本質を探るようなメッセージを込めたと説明している。
オリジナルアルバムとしては前作『Duty』より、1年3か月ぶりとなる。本作において初めて浜崎本人がCREA名義で作曲を行った。
「Connected」と「Naturally」は後に海外でシングルとして発売された(日本では未発売)。
これまでにリリースされた3作のオリジナル・アルバムには、当該作品に従ったイメージとコンセプトとしてオープニングを飾るインストゥルメンタル曲を1曲目に配置していたが、書き下ろしリード曲を1曲目に配置するのはこのアルバムが初となった。
2025年12月6日、本作をアナログ盤で発売された。
2002年1月14日付けオリコン週間アルバムランキングで、初週1,751,360枚を売上げて1位に初登場した。チャートで6週間トップ10圏内にとどまり、最終的に同年2月25日付のランキングに12位まで下降した。同ランキングに計27週にわたりチャートインし、累積売上が2,308,112枚を記録している。
2025年にLP盤で再発売された際、本作は684枚を売り上げ、同年12月15日付オリコン週間アルバムランキングに56位で再チャートインした。
| 専門評論家によるレビュー | |
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| レビュー・スコア | |
| 出典 | 評価 |
| CDジャーナル | 肯定的 |
音楽情報誌『TRmag.』に寄稿した田中久雄は、本作を浜崎あゆみが自ら作曲やサウンドアプローチの監修に直接携わることで(当時の)リアリティを提示した、2001年という1年の歩みを辿る「ドキュメンタリー」であると評した。彼は、ロックからトランスまで、かつてない音楽的な幅の広さを評価しつつ、その本質は「常に戦闘態勢」だった孤独な状態から、よりシンプルで解放された自己へと至る精神的な変容にあると分析した。特に田中は「Endless sorrow 〜gone with the wind ver.〜」を本作最大のハイライトとして挙げており、この楽曲で自らの表現を「救った」ことこそが、孤独を乗り越え周囲との繋がりを実感するようになった浜崎の1年の決着を象徴していると結論づけている。
CDジャーナルは、「『Dearest』『Endless sorrow』『UNITE!』『NEVER EVER』『ℳ』といった、大ヒット・シングル・ナンバーを収録した4thアルバム。女の子が唸りそうな説得力抜群の日本語にこだわった歌詞と力強いヴォーカルが光る。」と批評した。
| 全作詞: ayumi hamasaki(#2、#10を除く)。 | ||||
| # | タイトル | 作曲 | 編曲 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1. | 「I am...」 | CREA |
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| 2. | 「opening Run」 | CMJK | CMJK | |
| 3. | 「Connected」 | Ferry Corsten (system F) | Ferry Corsten | |
| 4. | 「UNITE!」 | CREA | HΛL | |
| 5. | 「evolution」 | CREA | HΛL | |
| 6. | 「Naturally」 | CREA | CMJK | |
| 7. | 「NEVER EVER」 | CREA | CHOKKAKU | |
| 8. | 「still alone」 | CREA | CMJK | |
| 9. | 「Daybreak」 | tasuku | ||
| 10. | 「taskinlude」 | tasuku | tasuku | |
| 11. | 「ℳ」 | CREA | HΛL | |
| 12. | 「A Song is born」 | Tetsuya Komuro | Tetsuya Komuro | |
| 13. | 「Dearest」 |
| Naoto Suzuki | |
| 14. | 「no more words」 |
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| 15. | 「Endless sorrow 〜gone with the wind ver.〜」 | CREA | CMJK | |
| 15. | 「flower garden」(Secret Track) |
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合計時間: | ||||
※ は、本人出演によるもの。
| 国/地域 | 認定 | 認定/売上数 |
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| 日本 (RIAJ) フィジカルCD |
3× ミリオン | 2,300,000 枚 |