J-WAVE
概要
「株式会社エフエムジャパン 」として1987年末に設立され、翌年の1988年10月1日より放送を開始した。東京都を放送対象地域とする民放 FM局ではエフエム東京(TOKYO FM)に次いで2番目に開局した。
設立には、六本木 に本店を置いていたレコード店「WAVE 」(2011年経営破綻)の母体であるセゾングループ と、東急グループ が出資者として深く関わった。クレディセゾン会長で自身もJ-WAVE創設に関わった林野宏 によれば、「J-WAVE」と名付けたのはセゾングループ代表の堤清二 だったという。開局申請には495社が応募したが、郵政省 (当時)は「調整」と称して1社に絞り込んだ。
設立から2006年6月まで、代表取締役 会長 および代表取締役社長 には、長らく郵政省(のち総務省 )からの官僚または経団連 出身者が就いていた。2008年6月の小笠原徹(ニッポン放送出身)の社長就任以降は、ラジオ業界の出身者が務めている。非常勤役員は株主企業が管理職クラスの役職員を派遣している。
1993年5月に設立されたJAPAN FM LEAGUE (JFL)において、事実上幹事局の位置付けとなっている(JFLの特性上、J-WAVEはキー局 ではない)。2003年にはそれまでの西麻布 (高樹町 )から六本木ヒルズ森タワー 33階に移転し、「定期放送している日本一地表より高い場所にあるラジオ局」となった。
2006年5月29日から2011年3月まで、日本国内で初めて音楽番組専門のインターネット無料配信サービス「Brandnew J 『Just Like Radio』」を運用していた。2006年8月には主に首都圏 を対象としたインターネットサービスプロバイダ 事業「J-WAVE@NET」(ジェイウェィブ・アット・ネット)を開始した。インターネット と放送の融合が言われながらも遅々として進まない状況が続いていた中で、放送局自らがプロバイダ事業に乗り出した国内初の例であった。
コールサイン はJOAV-FMである。
放送対象地域の一部である東京都島嶼部 には中継局 がない。また同多摩地域 にも中継局がない。
2012年4月23日より東京スカイツリーから送信を開始したことにより、高層建築物 の影になる東京都港区南西部に難聴地域が発生した。それに伴い、港区南西部およびその周辺部を放送区域としてJ-WAVEみなとFM (六本木ヒルズ森タワー、100W 、88.3MHz )の免許を2015年10月21日付で受けた。試験電波の送信を経て、11月1日5:00に開局した。
送信所
種別
局名
周波数
空中線 電力
実効 輻射 電力
所在地
備考
親局
東京
81.3MHz
7k W
57 kW
東京 スカイツリー
かつては東京タワー から送信していたが、東京スカイツリーへの移転を計画し、2010年にNHK東京 FM放送 とともに移転許可の申請を総務省に提出し、2011年2月4日に認可された。これにより2012年1月下旬 - 3月末の試験放送を経て4月23日より送信している。
中継局
みなと
88.3 MHz
100W
110W
六本木ヒルズ 森タワー
東京スカイツリーからの送信に伴い、高層建築物 の影になる港区南西部の難聴を解消するために設置したもので、六本木ヒルズ森タワーの予備送信設備を利用し、試験放送や免許交付を経て2015年11月1日より運用を開始した。
廃局
親局
東京
81.3 MHz
10 kW
44 kW
東京タワー
予備送信所として東京タワーを継続使用するNHK-FMとは異なり、当局では後述にある社屋内の非常用送信システムを予備送信所として継続使用するため、東京タワーからの送信は完全に廃止した。
出典
非常用送信システム
送信機はFBN-11K01SU(NEC)で送信空中線は六本木ヒルズ森タワー屋上に設置された垂直ダイポールアンテナ2段1面により出力1kW、実効輻射電力 960Wで送信する。これは主送信所を東京スカイツリーに移転した後も設備は変わっていない。
スタジオなど
本社スタジオ
生放送用スタジオはA、B、C Studioからなる。音声調整卓は2021年2月よりRoland 社のM-5000を使用している。森タワー移転当初からスチューダー社の928ミキシング・コンソール (アナログ式)を使用していた。
モニタースピーカーはスチューダーとKRK両社の製品を使用している。CDプレーヤーなど回転系の機材は、他局より更新サイクルが短い傾向がある。
A、Bスタジオの窓からは、かつての送信所だった東京タワーが眺望できる。しかし、東京タワーから送信する各放送局の電波がガラス窓を透過するため、可能な限りガラス窓に張られたシールドフィルムで弾いている。
ブース内、回転式のアナウンステーブルと、電動モーションコントロールマイクシステムにより、天井から吊ったマイクを移動できるシステムとしており、マイクスタンドを排除した。これはDJ・出演者の構成によって向きを変えられるようにしたため。
録音スタジオとして1、2 Studioを配置している。1 Studioからも東京タワーが眺望できる。
また、2013年10月に「ゼロスタジオ」が完成し、2013年10月からは『ZAPPA 』を、2017年4月からは『SATURDAY NIGHT VIBES』を放送している。ここはアナブースがないため副調整室内にマイクを置き、番組ナビゲーターが自らミキシングやプレーヤー操作などを行うスタイルのワンマンスタジオとなっている。番組ナビゲーターは選曲から送出までを1人で行う。
このほか編集用スタジオを設けており、2021年末ごろに2つの編集室の間仕切りを撤去して、1つの大きな部屋に改修する更新工事を行った。
各生放送スタジオからはワーキングエリアの「D-Room」と直結している。近接箇所に「CDライブラリー」がある。
けやき坂スタジオ
けやき坂スタジオ
六本木ヒルズ 内のサテライトスタジオ である。本社演奏所マスター(主調整室)までは光ケーブル とメタルケーブルで結んでいる。
音声調整卓は、2018年2月よりRoland社のM-5000を使用している。開設当初からスチューダー社の928ミキシング・コンソール(アナログ式)を使用していた。
メインのマイクは、歴代ベイヤーダイナミック (Beyerdynamic)のリボンマイクを使用している。
他のサテライトスタジオとしては2024年4月に東急プラザ 原宿「ハラカド」内に開設した「J-WAVE ARRTSIDE CAST」があり、ポッドキャスト番組の収録やレンタルスタジオの業務を中心に行うほか、ラジオの生放送への対応も可能となっている。かつてはHMV渋谷にサテライトスタジオ を設置していた(1998年10月 - 2009年9月)。
西麻布三井ビルディング(2019年解体)
本社移転プロジェクト
2003年10月、開局15周年を迎えるにあたり、本社・演奏所を西麻布三井ビルディングから六本木ヒルズ森タワーに移転することを決定した。当初は西麻布三井ビルディングでの改修を計画していたが、条件などを検討して六本木ヒルズ森タワーへの移転を決めた。
同年2月、移転計画を発表した。六本木ヒルズのオープンは4月であった。本社・演奏所工事は実質6月から開始し、10月1日完成・移転とスケジュールは極めて過密であった。特に放送技術関係は困難を極めたが、予定どおり同日に移転し、開局15周年を迎えた。このプロジェクトは社内で、六本木ヒルズのある六本木6丁目から66、六本木ヒルズ森タワー33階に移転することで33、と語呂を合わせた66-33プロジェクトと名付けた。
本社・演奏所の電源システム
六本木ヒルズ本社の電源は、六本木エネルギーサービス から供給を受けている。
森タワー地下6階にある都市ガス 使用のガスタービン(6360kWが6台)と、その廃熱利用による補佐的なスチームタービン(500kWが1台)により発電している。さらに、両タービン点検時のバックアップとして、東京電力 の66kV を2回線で受電しているなど、高信頼性を持った電源システムである。ここで発電した電力は、6.6kVの複数ある回線をビル内の複数の変電所 に送り、低電圧に変換する。
J-WAVEは2か所のビル内変電所から、三相 210Vが2回線、三相415Vも2回線、合計4回線を受電している。2か所の変電所から受電するので、1か所の変電所でトラブルが起きても、最低限の電源確保はできると二重の冗長化 システムになっている。さらに万一の停電に備えた30kVAの無停電電源装置 2台も設置し、これとは別に、東京スカイツリーに放送を伝送するバックアップ用回線装置向けの非常時用無停電電源装置も設置している。
「周辺需要家が停電しても六本木ヒルズは停電 しない」と言われていることも、J-WAVEが六本木ヒルズへの移転を決めたポイントである。
ステートメント&ステーションコンセプト
開局から32年守られたステートメントは「TUNE INTO THE FUTURE~未来をつくる音楽放送局」で、「J-WAVEリスナーとともに東京で生活する人の新しいヴィジョンをつくりたい」との意味が込められている。また、リスナーとのコミュニケーション・キーワードとして「GOOD DESIGN」を提唱しており、それらに合わせた番組作りを行っている(後述)。ステーションコンセプトは一部ジングルでもうたわれている「Soundscape and Imagination, 81.3 J-WAVE」(サウンドスケープ ・アンド・イマジネーション エイティワン・ポイント・スリー・ジェイウェィブ)。
2020年1月、ステーションロゴとともにステートメントを一新した。新ステートメントは「for the Unique and Universal」で、「声と音楽と行動で、多様な東京の風景を作る」をJ-WAVEのミッションとしている。
資本構成
企業・団体の名称、個人の肩書は当時のものである。出典:
2015年3月31日 - 2020年3月31日
資本金 発行済株式総数 株主数
20億円 40,000株 84
株主 株式数 比率
ニッポン放送 7,230株 18.08%
クレディセゾン 2,560株 0 6.40%
共同通信社 1,860株 0 4.65%
中日新聞社 1,860株 0 4.65%
みずほ銀行 1,520株 0 3.80%
日本経済新聞社 1,480株 0 3.70%
東急エージェンシー 1,360株 0 3.40%
東京都 1,200株 0 3.00%
朝日新聞社 1,200株 0 3.00%
読売新聞東京本社 1,200株 0 3.00%
ADKマーケティング・ソリューションズ 1,200株 0 3.00%
三菱UFJ銀行 1,200株 0 3.00%
過去の資本構成
1992年3月31日
資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
20億円 80億円 5万円 40,000株 109
2003年3月31日
資本金 発行済株式総数 株主数
20億円 40,000株 100
株主 株式数 比率
クレディセゾン 2,560株 6.40%
産業経済新聞社 1,860株 4.65%
共同通信社 1,860株 4.65%
中日新聞社 1,860株 4.65%
日本経済新聞社 1,480株 3.70%
東京急行電鉄 1,400株 3.50%
東急エージェンシー 1,300株 3.25%
東京都 1,200株 3.00%
読売新聞東京本社 1,200株 3.00%
アサツー ディ・ケイ 1,200株 3.00%
フジ・メディア・ホールディングスとの資本関係
2026年3月31日現在、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の完全子会社であるニッポン放送がJ-WAVE株式の18.2%を保有している。このためJ-WAVEは、FMHおよびニッポン放送の持分法 適用関連会社 となっており、マスメディア集中排除原則 (マス排)の定義上も被「支配(議決権ベースで10%超を保有)」関係を有している。従前マス排は、同一放送対象区域における放送事業者の複数「支配」を制限していたが、2011年6月の規制緩和により解禁となった。
特徴
開局からその10年後まで「More Music Less Talk」をスローガンに、音楽番組だけで構成されていた。2025年現在では、さまざまなジャンルにわたる音楽を紹介しつつ、トーク主体の編成となっている。
アメリカのFM局であるKTWV (英語版 ) (通称「The WAVE」)の中心人物だったフランク・コーディ (英語版 ) に倣い、バブル景気 中に各地で設立された「聞き心地の良い音楽だけを流し続けるFM局」の一つであり、かつては「国際都市TOKIO発」をキーワードにしていたこともあった。その名残は2025年現在でもあり、東京都心の情報や海外の話題を紹介している。他の関東所在各局と異なり、ヘヴィー・ローテーション 楽曲が存在しない。
J-WAVEでは、「司会者は音楽をナビゲートするためにいる」という考えから、他局でいうDJ を「ナビゲーター 」と呼ぶ。当初はネイティヴに近い程度の英語力が必須で、人並みでない人物像やキャリアが求められ、心地よい放送を目指すことから、トーク内容にも厳しい制約があった。クリス・ペプラー 、ジョン・カビラ 、ジェームス天願 、ルーシー・ケント 、キャラ・ジョーンズ などの英語話者であるタレントを送り出した。そのため、現在でも大半のナビゲーターは日本語と英語のバイリンガルDJである。この流れからメインナビゲーターが休演する際、平日ワイド番組を中心に「お留守番ナビゲーター 」と言い回すことがある。これらは『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 』『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED 』が発祥である。
関連した独自の表現として、リスナーから寄せられる楽曲リクエストのことを2013年4月から「ミュージック・シェア 」(Music Share)と呼んでいる。これは「一方通行で『要請』するのではなく、今聴きたい音楽をみんなで『共有』する」という考えが元となっている。
また、番組やCMの合間に流れるジングル も1万種類以上あるといわれている。同一のメロディー(81.3〈Eighty One Point Three〉 J-WAVE〜♪)を基本としている。このメロディーはフランク・コーディの作曲であり、JASRAC に登録してある。アレンジは変えてもメロディーを変えないという方針は開局当時からあり、それが局イメージの浸透に貢献した。基本的にジングルはアナログテープでの保管であり、デジタル化は進んでいない。アル・ジャロウ が歌ったジングルも制作している。
開局以来、交通情報 のBGMはチック・コリア 、天気予報 のBGMはデイヴィッド・ベノワ が作曲・演奏したものを使ってきたが、2004年4月より小曽根真 が作曲、同トリオが演奏した楽曲を使用している。
2026年現在では多くのFM局が行っていることだが、コンプレッサー やイコライザー を積極的に利用して聞き心地の良い音を作り、局の個性として一貫して反映させたのはJ-WAVEが初めてであった。初期「More Music Less Talk」路線の頃は、明らかに他局とは異なる音質で話題になった。
FM局には珍しい時事解説番組(『Jam the WORLD 』→『JAM THE PLANET 』)やビジネス関連の番組(『MAKE IT 21 』)を放送していた。
日本国内の民放ラジオでは唯一創価学会 と聖教新聞 のコマーシャル を流していない局である。かつては消費者金融 や不動産投資 、公営競技 、パチンコ店 など、リスナーに不利益を与える可能性のある業態のCMは流さなかったが、2010年代ごろからは緩和され、大株主クレディセゾンの冠スポンサー番組(『TOKIO HOT 100 』)やコーナー・時報提供、銀行系の消費者金融(三井住友カード 「モビット 」提供の『M bit Project AS YOU LIKE IT』、2026年4月から)やボートレース 振興会(『DIVE TO THE NEW WORLD』、2022年4月から)提供の番組が存在する。しかし2023年現在、パチンコ ・パチスロ 関係(メーカー、ホールともに)のCM放送はない。
かつてラジオショッピング として『SHOPPER'S DIAL -Goody Goody-』があったが、その後『TOKYO PREMIERE』になり、2010年9月末で終了した。
編成
放送時間は月曜日から日曜日まで、24時間放送を行う。原則的には5時が一日の区切りとなっている。土日の夕方から夜にかけては単独スポンサーの54分番組を、それ以外の時間にはワイド番組を放送している。週末の番組を中心に単独スポンサーによる30 - 40分のコーナーを設置し、それを挟みながら放送するブロックワイド 形式をとるワイド番組もあったが、徐々に姿を消していき、現在は土曜日の『RADIO DONUTS 』程度となった。
日曜日の深夜1時から翌朝5時までは放送休止としているが、実際には試験放送(フィラー )や後述の放送番組審議会 の内容紹介などといった番組が入ることもある。かつてはFMでの放送休止時間帯において、衛星放送で「ROCKIN' SOUL YELLOW 」という独自番組を放送しており、J-WAVEを中継するコミュニティ放送 局の中にはこの番組も中継しているところがあった。
日曜日の放送終了直前にかかる音楽「Across The View 」(Richard Burmer )は、開局前の試験放送時から人気の楽曲で、当時は問い合わせが殺到したという。
時報
開局当初より「番組の流れを断ち切らない」という考え方のもと、放送中に時報 をほとんど流していない。
以前は「Singin' Clock 」(シンギン・クロック)というジングル風の「時報」を随所で使用していた。これは女声(英語)によるゆったりとした歌もので、歌詞中に含まれる「It's 〜 o'clock」の「〜(数詞)」の部分が正時になるよう、調整して送出していた。
現在は上記のSingin' Clockを毎日5時と6時(月曜5時はオープニング兼用、週末5時は「Welcome to the weekend」が追加)に使用しているほか、平日の10時・15時・18時(いずれも番組の途中)に、ヴァイオリンとシンセサイザーによる音楽(30秒ほど)のあと、「At the tone, 10 AM」「At the tone, 3 PM」「At the tone, 6 PM」とアナウンスし、そしてガラス棒を叩くような「コーン」という音で正時を告知する(音楽部分にはコメントのみのCMが組み込まれるが、サウンドプラネット経由では音楽のみ)。2019年4月現在、10時・15時と金曜の18時時報後にはHead Line Newsが入る。
2010年4月からは平日の10時・15時・18時のタイミングはそのままにメロディやアナウンスが変わっている(アナウンス上は「Singin' Clock」と言っているため、平日朝のものとは多少違うSingin' Clockとも受け取れる)。また、正時告知のガラス棒を叩くような音のところまでメロディがかぶっている(radikoでは、多少のタイムラグが発生するため、正時告知のところは鳴り始めたところでカットアウトし、Head Line Newsからカットインする)。さらに、2011年6月にシチズンホールディングス がスポンサーに就き、曲も溝口肇 の『シチズンサウンド』に改めた(サウンドプラネットではフィラー音楽に差し替え)。2021年6月からは健栄製薬 が平日10時・15時の、霧島酒造 が平日18時のスポンサーに就き、前者では永瀬廉 による「手ピカジェル」のCM、後者ではジョン・カビラによる「黒霧島」のCMが流れた後に時報告知サウンドが流れた。2022年10月から2023年3月までは平日10時のみJVCケンウッド がスポンサーに就いていた。2026年8月現在、この時報については「TICK TACK J-WAVE 」(チックタックJ-WAVE)と呼称し、スポンサーは10時台は奥村組 、15時台はマルホン胡麻油 、18時台はサントリー となっている。
また、週末に関しては土曜の16時台 - 21時台・日曜の16時台 - 23時台はスローな音楽と英語のナレーションで時刻を知らせる「TIME CLOCK 」(タイム・クロック)を採用し、おおむね正時の15秒前から流し、正時に次の番組が始まるようになっている。こちらは、日曜の16時台 - 20時台についてはクレディセゾンがスポンサーとなっている。
この「番組の流れを断ち切らない」に関連し、多くのラジオ放送では時報前にステーションブレイクまたは時報CM(「○○が、○時をお知らせします」など)を入れ、時報後に番組に戻るパターンが多いが、J-WAVEの場合、特にワイド番組同士の間はCMを挟まず(ステーションブレイクレス編成という)、前の番組のエンディングからテーマ曲をクロスフェードさせてそのまま次の番組に入るケースが多い。さらには、開局当初から長らく、ナビゲーター(DJ)同士がしゃべりながら番組を引き継いでいくスタイルだったため、タイムテーブル 上の時間ちょうどに番組が始まることはほとんどなく、時として番組開始のアナウンスが大きくずれ込むこともあった(クロスプログラム の亜種ともいえる)。
例として、以前平日7時から9時に放送していた『TOKIO TODAY 』のジョン・カビラと、9時放送開始予定の『ANTE MERIDIEN』のデーヴ・フロム が8時57分ごろから話し始め、8分近くもしゃべり続けたため、ANTE MERIDIENの番組開始アナウンスが9時5分ごろになったことがある。
2026年10月現在ではこうした番組間の引き継ぎは金曜日の11時半前後の『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED』(ジョン・カビラ)から『FRIDAY SPARKLE 』(LiLiCo )に残るのみとなっており、それ以外の番組は開始時刻ちょうどにスタートするようになっているほか、radikoのタイムフリーに配慮して1秒程度の間を空けるようになっている一方で、次番組の案内や質問をしてそれを返す形で実質のクロストークのようにするなどして開局当初からの考え自体は引き継がれている。
沿革
1987年(昭和 62年)12月10日 - 株式会社エフエムジャパン (本社・演奏所:東京都港区 西麻布4丁目17番30号 西麻布三井ビル内)設立。西武百貨店 やパルコ 、西友 など当時のセゾングループが設立に深く関わった。
1988年(昭和63年)
8月1日 - 周波数 81.3MHz、出力 1k Wで送信所 西麻布三井ビルより試験放送を開始した('AZ'-STATION J-WAVE 参照) 。
10月1日1時 - 2か月間の試験放送 に幕を閉じた。試験放送終了と本放送開始告知のアナウンスは、ジョン・カビラが行っていた。
10月1日5時 - 周波数81.3 MHz、出力10kW、送信所東京タワーよりFMでは全国28番目(FM長野 と同日)、民放FM局として東京で2番目に開局した。本放送開始を告げるアナウンスを日本語は遠藤泰子 、英語はジョン・カビラが担当した。当時は音楽を多用するFM局が少なかった中、アメリカの音楽専門ラジオ放送局 のような「More Music Less Talk」(トークよりもたくさんの音楽を)路線を打ち出した。
1989年(昭和64年)1月7日 - 昭和天皇 崩御 に伴い、通常の番組とCMを休止し、クラシック音楽を2日間にわたって放送した。
番組と番組の間に、『AZ-WAVE』というノンストップで快適な音楽をかけるプログラムを挟んだり、英米のポピュラー音楽を中心にヒーリング 系・ジャズ などの選曲 を重視し、歌謡曲や演歌はかけず、日本のヒット曲も極力かけないというスタイルで人気を集めた。
邦楽の中でも、J-WAVEの選曲スタイルにあった曲は「J-POP」と定義づけてかけるようになった。対するJFN系ではかなり広範囲のジャンルを包括する「Japanese Pops(日本のポップス)」という概念であったが、後に両者は融合したような捉え方となった。もともとJ-POPという言葉はJ-WAVEが起源である。また、いわゆる「渋谷系 」アーティストの曲もよく流していた。
ところが、バブル崩壊 の影響などから次第に番組の傾向が変化した。スポンサーが、営業に直接的に結びつかないイメージ重視の広告を次々に取り止めたことがその変化の最大の要因であった。そして、1995年ごろから新人ナビゲーター(ディスクジョッキー)を募集し、その頃から選曲の面では従来の「J-POP」に当てはまらない一般的な邦楽もかけ始めるようになり、専門番組も登場した。この変化は、スポンサーの望む顧客層と実際の聴取者とのギャップを埋めることが社内の必達事項になったことが原因である。ちなみにこの頃はバブル景気が崩壊し「失われた30年」が始まった時期とほぼ一致する。
1995年(平成7年) - 文字多重放送 (アラジン)を開始した。コールサインはJOAV-FCMであった。
1997年(平成9年)4月 - 改編時に、従来の「More Music Less Talk」路線上の番組はほぼ姿を消し、音楽よりもトークを重視した番組編成が主体になった。むしろ「コミュニケーション・タイム」と呼ばれるゲストとの会話、リスナーとのやりとりや電話が重視され始めた。
その後、番組・選曲も大きく変わり、開局当初の面影を残す番組は完全になくなった。往時を知らない世代や流行邦楽に抵抗のない聴取者からは、なお一定の支持があるが、FM聴取率(首都圏)の方では開局当時から比べると低迷している。ただし、ラジオそのものに対する「媒体の価値」「媒体のチカラ」そのものを表す「セッツ・イン・ユース」そのものも低下している点は否めない。
この数年における状況を当時の編成局長・久保野永靖氏は「当時は音のインテリアをめざしていたのだと思います。部屋にある家具や絵画のように、音で空間を満たしていく」と語るように、スローガンに沿って音楽を聴かせることを第一義とし、ヒット曲を優先しない選曲とバイリンガルDJで、おしゃれなラジオとしていたとされる。
この路線転換について久保野は「J-WAVEって何だろう?と、もう一度考えたときに、『われわれは都市生活者のためのメディアである』という発想転換がありました」と語る。この頃から日本人の意識がドメスティックになり、海外の楽曲や情報に対するニーズが低くなる代わりに聴かれるようになったのがJ-POP(この「J-POP」はあくまで「邦楽」という意味であり、言葉の発祥でありながら当初の定義づけも変わってしまう。この前後には邦楽という意味の「J-POP」が定着している)。音楽が流れてさえいればいい、という要求は影を潜め、「Talk」が「Less」ではなくなる転換点を迎えることになる。
2003年(平成15年)10月1日 - 商号を株式会社J-WAVE に変更した。本社と演奏所を港区六本木六丁目の六本木ヒルズ森タワー33階へ移転し、キャンペーン「LOOK! MUSIC COMES」を移転後1か月にわたって行った。この際、六本木ヒルズ森タワーの空きフロア西側に放送と連動する照明を取り付け、サウンドインジゲーターとして使う「J-WAVE SINGING TOWER」を実施した。
この際、商号が「エフエムジャパン」から「ジェイ・ウェイブ」に変わったことで、社名から「エフエム」が消えたものの、無線局 呼出名称の決まりとして「事業者の名称などの次に「エフエム」または「エフエムほうそう」の文字を付する 」とされていることから、局名告知 では「ジェイ・ウェイブ・エフエム 」と呼称する。
2004年(平成16年) - この頃から再び音楽重視路線への回帰が見られ、土曜早朝の『Smooth Air』や、平日夜の『J-WAVE LOUNGE』などといった番組が登場している。
2005年(平成17年)8月 - J-WAVEの着メロ ・うた・ボイスサービス「J-WAVE SOUNDS」を開始した。
2006年(平成18年)
5月29日 - 日本国内で初の音楽番組専門インターネットストリーミングラジオ「Brandnew J『Just Like Radio』」のベータ版 サービスを開始し、10月2日10時に本放送を開始した。12月にはW-ZERO3 を主な対象とした「J-WAVE Brandnew J(Beta)」を配信した。
8月 - 主に首都圏を対象としたインターネットサービスプロバイダ事業「J-WAVE@NET」を開始した。
2008年(平成20年)10月1日 - 開局20周年を迎え、9時から24時間連続の記念特番『VISIONARY WORLD』を放送した。特番はDJが時間ごとに総出演した。
2010年(平成22年)
3月15日 - ほかの在京ラジオ6局と共同でインターネットでのサイマル放送 「radiko」を試験的に開始した(南関東 1都3県限定)。
9月26日 - 文字多重放送(アラジン)を終了した。
10月1日 - ウェブサイトをリニューアルした。同時にUstream にブランドチャンネルを開設した。
12月1日 - ほかの在京ラジオ6局と共同でインターネットでのサイマル放送「radiko」の本放送を開始した(試験放送では南関東限定だったが、北関東でも利用可能になった)。
2011年(平成23年)
3月11日14時46分 - 東日本大震災 (東北地方太平洋沖地震 )が発生した。報道特番に切り替えたほか、通常の番組も内容の一部変更を実施した。また、当日の18時台から翌12日の8時台までJ-WAVEが幹事局となり、ラジオ災害情報交差点 を在京局で同時放送した。発足後初めての実放送となった。放送では昭和天皇崩御の時のように、通常の番組とCMを休止し、クラシック音楽を13日5時まで放送した。間で『HEADLINE NEWS』『WEATHER INFORMATION』『TRAFFIC INFORMATION』を随時放送した。13日5時以降はほぼ通常編成に戻りつつも内容は大幅に変更した。
各種LIFE INFORMATIONでは「NEWS」では東北や北関東を中心とした被害状況を、「TRAFFIC」では首都圏の道路と鉄道の情報を通常の倍以上の時間をかけて放送した。なお、BGMなどは通常のもの(入りアナウンスなども通常時間帯ナビゲーターのもの)を使用した。
3月15日 - auの携帯電話向け配信サービス「LISMO WAVE 」で全国向けにサイマル配信を開始した。
3月31日27時 - インターネットストリーミングラジオ「Brandnew J」の配信を終了した。
2012年(平成24年)
4月22日25時10分 - 東京タワーからの放送を終了した。東京タワーからの最後の番組は25時からの『VISION特別版 ありがとう東京タワー』(通常2分のところ4分に拡大)で、その後「Across The View」のロングバージョンをかけた後、ジョン・カビラによる日本語と英語でのコールサイン・周波数・出力・実効輻射電力と東京タワーからの放送終了のアナウンスで締めくくった。
4月23日 - 送信所を東京タワーから東京スカイツリー へ移転し、同時に出力を7kWに減力した。放送開始は通常のSingin' Clockではなく、「Across The View」に乗せて、ジョン・カビラによる日本語と英語でのコールサイン・周波数・出力・実効輻射電力と東京スカイツリーからの送信開始のアナウンスで開始した。この日は記念特別編成として、ジョン・カビラとクリス・ペプラーがスカイツリー天望デッキから随時放送を行い、一部の時間帯では同時に送信所を移転したNHK FM との同時放送を実施した(12:20 - 12:30/16:10 - 16:25。NHK FMからは赤坂泰彦 が出演。前者にはカビラ、後者にはクリスが出演)。
5月22日11時 - 東京スカイツリー開業記念の特別番組 をニッポン放送とサイマルで放送した。J-WAVEは宮本絢子 、ハリー杉山 、DJ TARO 、サッシャ が、ニッポン放送は垣花正 、吉田尚記 、東貴博 が担当した。
2013年(平成25年)
3月31日 - 会員サービス「J-WAVE NET」を終了した。
4月1日 - SNS連携型会員サービス「J-WAVE LISTENERS COMMUNITY J-me」を開始した。
8月19日 - 放送連動型音楽専門クラウドファンディング サービス「J-CROWD MUSIC」の創設を発表した。9月中旬に開始し、10月1日より本格稼働している。
10月1日 - 開局25周年を迎えた。9時から25時間連続で開局記念番組『EVERYDAY EVERYWHERE J-WAVE』を放送した。特番はナビゲーターDJが時間ごとに総出演した。
2015年(平成27年)
8月27日 - 東京都港区南西部の難聴地域の解消を目的とした中継局を東京都港区に設置する予備免許(88.3 MHz/100W)の交付を受けた。
10月21日 - 港FM中継局の本免許の交付を受けた。
11月1日5時 - 港FM中継局の本運用を開始した。
2016年(平成28年)
2月29日 - ウェブサイトをリニューアルした。
3月12日 - ショーンK の学歴詐称問題で、自身が出演していた『MAKE IT 21』を打ち切った。
4月22日 - 4月21日未明にアイデアマンズ株式会社の制作している「ケータイキット for Movable Type」で、検知できなかったセキュリティホール が原因の不正アクセスが発生し、約64万件の個人情報が漏えいした可能性を発表した。
2017年(平成29年)11月20日 - インターネットテレビサービスAbemaTV によるラジオチャンネル「AbemaRADIO 」(同年12月1日本開局)への番組供給を開始した。『STEP ONE 』『SONAR MUSIC』『TOKIO HOT 100』のサイマル配信を行った。
2018年(平成30年)10月1日 - 開局30周年を迎えた。9時から24時間連続の開局記念特番『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL OVER THE WAVE』をリレー形式で放送した。
2020年(令和 2年)
1月1日 - この日よりコーポレートロゴを刷新した。またステートメントも「for the Unique and Universal」に変更した。
4月2日 - 子会社のJAVEによるデジタル音声コンテンツ配信サービス「SPINEAR」を開始した。
7月2日 - 前年の6月23日に放送した『J-WAVE SELECTION GENERATION TO GENERATION〜STORIES OF OKINAWA〜』(メインMC:ジョン・カビラ)が、第57回ギャラクシー賞 ラジオ部門大賞を受賞した。
9月17日 - 同じく『J-WAVE SELECTION GENERATION TO GENERATION~STORIES OF OKINAWA~』が2020年日本民間放送連盟賞ラジオ教養部門最優秀賞を受賞した。
11月10日 - さらに同じく『J-WAVE SELECTION GENERATION TO GENERATION~STORIES OF OKINAWA~』が2020年日本民間放送連盟賞ラジオ番組グランプリを受賞した。
2021年(令和3年)7月13日 - ビデオリサーチ (2021年(令和3年))「6月度首都圏ラジオ個人聴取率 調査」で、初めて単独首位になった(それまでTBSラジオ と同率での首位はあった)。
2022年(令和4年)12月30日 - ABEMA RADIOが同年12月31日でサービスを終了することに伴い、この日をもって『TOKIO HOT 100』『STEP ONE』『ALL GOOD FRIDAY』のサイマル配信が終了した。
2024年(令和6年)4月17日 - この日開業した東急プラザ原宿「ハラカド」内に、ポッドキャストスタジオ兼アートギャラリー「J-WAVE ARRTSIDE CAST」をオープンした。
キャンペーン
J-WAVE SPRING CAMPAIGN(春のキャンペーン)
斜体 はサブタイトル、()内はキャンペーンソングである。
J-WAVE WINTER CAMPAIGN
2004年 HEARTS FOR DECEMBER(『THIS CHRISTMAS TIME』 Keri Noble )
2005年 MERRY CHRISTMAS TOKYO!(『When I Come Back Home』 Filippa Giordano )
2006年 J-WAVE UNIVERSAL LOVE CHRISTMAS(『STILL/As One』 Crystal Kay )
2007年 Holy December. Be IN LOVE, With J-WAVE!(『To Be In Love』 MISIA 、『Christmas This Year』 MELEE )
2008年 HOLY WINTER〜SEASON OF LOVE(『Stars and midnight blue』 enya )
2009年 PLAY FOR LOVE, PRAY FOR ALL(『星に願いを』 RIP SLYME )
2010年 LOVE & PEACE(『Happy Xmas (War Is Over)』 CHARICE )
2013年 SHARE OUR HEARTS -いっしょに物語をつくろう-(『星月夜』 JUJU)
2014年 CLOCK WORK CHRISTMAS(『one more』 木村カエラ )
2015年 WONDERFUL CHRISTMAS(『DOKI DOKI』 さかいゆう )
2016年 SING A SONG(『GOOD DAY』 DNCE )
その他
Power Of Music (JFL共同キャンペーン、2002年 - 2007年、毎年9月)
FOR THE NEXT (JAPAN FM LEAGUE共同キャンペーン、2013年から、毎年秋)
JFL×TSUTAYA ACCESS!(2008年からFM802 で行っているキャンペーン。2016年は、JAPAN FM LEAGUE共同キャンペーンとして実施した)
Look! Music Comes!(2003年、六本木への移転を記念して実施)
MERRY CHRISTMAS TOKYO!(毎年12月1日 - 25日、2004年以降は先述の名称で実施)
J-WAVE Heart to Heart つなげる、ココロ(2011年3月17日 - 同年3月31日、東日本大震災の被災地支援)
STAY READY WITH J-WAVE(防災キャンペーン、毎年8月30日 - 9月5日、「ラジオ災害情報交差点」もキャンペーンの一環として放送。2024年から)
それぞれのキャンペーンの際には、通常番組内に連動コーナーを設けるほか、終了間際の祝日などに特別番組を放送する。
タイムテーブル
2026年10月時点のものである。(公式サイトのタイムテーブル も参照)
随時 - J-WAVE LIFE INFORMATION (HEADLINE NEWS(ニュース)、WEATHER INFORMATION(天気予報)、TRAFFIC INFORMATION(交通情報))、ACCESS INFORMATION(鉄道の運行状況に関する情報、事故などによる遅延発生の場合のみ)
◎ - 生放送番組
★ - JFLフル(同時)ネット
☆ - JFL一部局ネット
↑ その他の番組
sun. 1:00 - 5:00 J-WAVE MUSIC SELECTION - 落合隼亮 (サウンドプラネットのみ)
第2日曜深夜 1:00 - 2:00 DIALOGUE RADIO〜in the Dark〜 - 志村季世恵、板井麻衣子
なお、月曜 - 金曜に祝日がある場合、9:00 - 17:55までの特別番組『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL 』を放送する。また、日によってはその直後の時間帯やクリスマスや年末などの時期にも、数時間単位で通常とは異なる編成で特別番組をいくつか組む。これらの番組は多くは単独スポンサーである。
日曜深夜の放送休止枠は月に一度、オリジナルジングルをオルゴールアレンジしたBGMにのせて「J-WAVE 番組審議会事務局からのお知らせ」を放送するため、その際は25:05に終了する。また、試験電波と称して新旧洋邦を問わない、ジャンルレスで、ライヴ音源などを用いた楽曲と、合間に英語によるナレーションを挟む。また、定期的にこの枠をリスナー(J-me会員)に開放し、「日曜深夜の選曲権」と題して、リスナー(J-me会員)に選曲権をゆだねる企画も行っている。この枠に関してはradikoでは聴くことはできず、クロージングナレーション終了後、オープニングに入るまで無音となる。
試験放送中のデータについては、'AZ'-STATION J-WAVEを参照。
ミニ番組
J-WAVEが発行するタイムテーブルに掲載しているニュースや天気などの生活情報のコーナーの総称である。「LIFE INFORMATION」という名称が放送に使用されることはない。これらの情報はナビゲーター(DJ)ではなくアナウンサーが伝える。
土曜日の17時台から21時台、日曜日の16時台から23時台の毎時58分ごろから2分ほど、土曜23時台は56分から4分ほど放送している。『VOICE... 』『VISION 』『MOMENT』に続くショートプログラムで、ナビゲーターはこれまでから引き続きVieVie が担当している。これまでのショートストーリーと異なりイベント情報番組となっている。
過去の番組
旧路線番組
AZ-WAVE(1988年10月 - 2000年3月)
PAZZ&JOPS (1988年10月 - 1998年)
TOKIO TODAY(1988年10月 - 2000年3月)
SOUND PATIO(1988年10月 - 1992年3月)
TREND PRODUCE(1988年10月 - 1997年3月)
MISS BANARAMAMA RADIO SHOW(1988年10月 - 1997年3月)
SOUND GALLERY'AZ'(1988年10月 - 2000年3月)
SWEET MORNING CALL J's PRELUDE(1988年10月 - 1996年3月)
'AZ' THEATER(1988年10月 - 1998年3月)
GOOD MORNING 「Koby」(1988年10月 - 1996年3月)
MAGIC CITY SUPER Q STATION(1988年10月 - 1994年3月)
CALIFORNIA CLASSICS THE WESTCOAST SOUNDS(1988年10月 - 1993年3月)
MUSIC FACTORY 'AZ' (1988年10月 - 1992年9月)
Still Life (1988年10月 - 2002年)
SINGIN' CLOCK(1988年10月 - 1996年3月)
J-WAVE CATFISH(1988年10月 - 1992年)
TWO LOVERS POINT(1988年10月 - 1996年3月)
Across The View(1989年5月 - 2001年)
URBAN COLORS(1992年4月 - 1997年3月)
ANTE MERIDIAN(1992年10月 - 1997年3月)
POST MERIDIAN(1992年10月 - 1997年3月)
J's CALLING(1993年1月 - 1997年3月)
タイムテーブル(番組表)
番組の情報などを載せた小冊子「TimeTable」を毎月末に発行している。発行場所は主要CDショップ(HMV 、タワーレコード 、新星堂 、ヴァージンメガストア 、山野楽器 など)である。
タイムテーブルの入手が困難な場合、J-WAVEよりタイムテーブルを郵送してもらうことも可能である。
2010年7月20日から一時期iPhone 用アプリとして無料配信を行ったことがあり、ナビゲーターの音声も聞くことができるようになっていた。
改編
番組の改編は主に4月と10月に行う。番組の終了などの告知は、原則として終了の2週間前ごろから行う。
所属アナウンサー
2021年9月現在、専属アナウンサー はいないため、ニュースなどのアナウンスはフリーアナウンサー が担当するが、一時期専属のアナウンサーがいたことがある。
手島里華 (元ニッポン放送・TOKYO FMアナウンサー)
2006年9月よりプロデューサーとして入社していたが、2007年4月より同局初の専属アナウンサーになった。
2010年5月末より産休および育児休暇に入り、その後、2013年6月をもってJ-WAVEを退社した。
GREEN Casting Day
環境問題への意識を高めるなどの目的から、毎月1日の放送と祝日 に放送する『ホリデースペシャル』の放送をすべて自然エネルギーによる電力で賄っている。以下の3種類のいずれかで放送し、使用中の電力源を示すロゴマークを公式サイトトップページや番組サイトに表示している。
なお、2007年2月16日は京都議定書 が発効してからちょうど2年の日にあたったため、この日もGREEN Casting Dayとして放送を行った。
実際には、自社で直接発電しているわけではなく(局舎には非常用以外の発電設備はない)、日本自然エネルギー 株式会社のグリーン電力証書 のしくみを利用して、間接的に利用するというかたちをとっている。
Green Power WIND
風力発電 。自然風により風車を回し、その回転運動を発電機に伝えて発電させたエネルギーである。
Green Power WATER
水力発電 。高いところから落ちてくる水の勢いで水車を回し、その水車が回転する力で発電させたエネルギーである。
Green Power BIOMASS
バイオマス 発電。植物などから得られた有機物をエネルギー源として発電されたエネルギーである。
なお、このGREEN Casting Dayにはデンカ (以前はみずほフィナンシャルグループ )がスポンサーとして協賛している。
聴取率
かつて、1989年7月29日 - 8月4日と1990年4月期に行われた聴取率調査で首都圏全局1位を獲得したこともあった。それ以降はAM 主要局に抜かれたが、JFNのキー局であるTOKYO FMと激しいFM局首位争いを展開した。1990年代 中ごろはトーク主体のTFMに苦戦していたが、近年は巻き返しを図り優位に立っている。この在京FM2局の聴取率合戦に、これまでは県下居住者の聴取状況のみを集計していた、埼玉のNACK5 が、2004年4月期に埼玉県内、都内を含めた首都圏で初めて首位(J-WAVEと同率)を獲得するなど、1都3県下で三つ巴の激しいFM局首位争いを繰り広げている[ 要出典 ] 。さらに、2008年6月期ではAMの文化放送 を抜き首都圏全局4位となるなどの躍進を見せ、2010年10月・12月期にTBSラジオに次ぐ、2期連続単独2位となって以降、首都圏全局2位になることが多くなっている[ 要出典 ] 。2021年6月期調査では20年間首位を譲らなかったTBSラジオを抜き、単独首位となった。その後はエフエム東京やニッポン放送が猛追をかけていることと、TBSラジオが聴取率調査を意識した編成(スペシャルウィーク)を取りやめたことが遠因となり、混とんとしている。
提供クレジット
J-WAVEの提供スポンサーの紹介(提供クレジット)の読み上げ方は、そのほとんどが「(番組名). This program is(was、またはhas been) brought to you by 提供社名」や「(コーナー名) brought to you by 提供社名」と、バイリンガルDJが多いJ-WAVEをアピールする英語での提供読み上げとなっている。
また、社名部分に関しても、かつては基本英語読みであったが、現在は英語読みを主軸としながらも社名に英語が使用されていないなどの場合には日本語読みとなっている。また、他局と同じ全文日本語読みの提供クレジットも少ないながらもある。基本的に英語を得意としないナビゲーターであってもカタカナ英語で担当するが、2010年ごろからは別のナレーターが担当する。
なお、TOKYO FMやBAYFM 、FM Yokohama などの他局でも、一部番組において「This program is(was、またはhas been) brought to you by ○○」を用いているケースがあるが、いずれも国際志向、あるいは異国趣味を旨とした番組に限定され、J-WAVEと比較するとその頻度は低い。
サイマル放送・再送信
radikoを除くサイマル放送サービスの実施状況について述べる。
DIGITAL J-WAVE
J-WAVEは、全国のコミュニティ放送局へ向けて、再送信 サービス「DIGITAL J-WAVE」を実施している。放送線 の経由でなく、J-WAVEと再送信希望局とのあいだで契約を締結したのち、既存の全国放送チャンネルを各局が受信し、受信音声を中継する形をとっており、2004年9月30日まではDIGITAL J-WAVE 505を、同チャンネル閉局以降はSOUND PLANETのJ-WAVEチャンネルを利用している。
このサービスは関東地区を除く全国のコミュニティFM局、CATV事業者に提供する番組の再送信を行っており、局側の説明によれば「上質なソフトを格安なコストで提供することで、契約事業者が自局のオリジナルプログラム制作に注力できる機会を創出する」ことを狙いとしている。2022年現在ではコミュニティFM48局(うち20局はサイマル聴取可能)、CATV10局より再送信を行っている。そのため、J-WAVEの地上波放送区域である関東地方は基本的にサービスの対象外となっているが、例外として隣接周波数の局が存在し、J-WAVEを聴取困難である前橋市 ・まえばしCITYエフエム はサービスを利用している。また、隣接局がDIGITAL J-WAVEを導入し、かつ放送区域が重複している場合には契約できない場合もある。
同様のサービスを実施している事業者にミュージックバード のMUSIC BIRD for COMMUNITY があり、放送局によっては両方の再送信を編成している。
J-WAVEのワイド番組には「J-WAVE HEADLINE NEWS」が組み込まれているが、導入局で「HEADLINE NEWS」が組み込まれている時間帯を含めてサイマル放送する場合、ニュースソースである共同通信社 と別途契約する必要がある。
導入局については DIGITAL J-WAVE Square - AIR COVER CFN LIST および、コミュニティ放送局一覧 の「J-WAVEを再送信している局」を参照。
地上波放送との編成の差異
CM差し替え - CM枠には別途CMフィラー をかぶせて送信している(フィラーBGMは何度か変更している)。J-WAVEが首都圏をメインサービスとしている関係上、当該地域基準の広告を全国放送することができないためである。ただし、首都圏向けの交通情報や天気予報はそのまま送信している。
番組差し替え - 番組契約の関係上、スポーツ中継などが中継できない場合は、フィラーとしてオールジャンルの楽曲とJ-WAVEジングルを時間いっぱい繰り返す。このほかにもかつて放送した東京都の広報番組「HUMAN NETWORK TOKYO ENTERTAINMENT EXPLORER」では後方部分にフィラーをかぶせ、そこではAcross The ViewやAfter the Rain を用いたこともある。
放送休止 の有無 - 地上波では原則月曜1時00分 - 5時00分(番組表上の日曜深夜)は放送休止しているが、DIGITAL J-WAVEでは、当該枠で『J-WAVE MUSIC SELECTION』(落合隼亮 )を放送することによって実質裏送り の形で番組を放送し、平日並みの24時間放送を維持している。
時差の発生 - 放送線ではなく、衛星経由であるため、インターネットサイマル放送ほどではないものの、数秒程度の時差が発生する。
インターネットサイマル配信との関係
「MUSIC BIRD for COMMUNITY」が2011年10月以降JCBAインターネットサイマルラジオ などで同時配信を解禁した反面、J-WAVEはインターネット上の再送信を依然不可とし、対応が分かれた。このため、深夜枠の編成を中心に、音楽放送にした例、再送信対象を前者に切り替えた例、J-WAVE再送信の時間帯をサイマル送信の対象外とした例、地上波とネットサイマルで別々の再送信を行った例などがあった。
2020年6月以降、DIGITAL J-WAVEのネットサイマルが解禁され、各局が順次、地上波と同内容のサイマル配信に切り替えている。
脚注
注釈
↑ 2026年9月1日からはテレビ放送を行うMBS(旧社名:毎日放送) も該当している。
↑ 後述のとおり2003年に現社名に変更されたが、その名残としてradiko における放送局記号で「FMJ(FM J apan)」を使用している。
↑ 現在、旧セゾングループの中ではクレディセゾン のみが株主に名を連ねている。
↑ なお放送局が傘下の子会社にプロバイダを運営させる例は、フジテレビ 系のフジミックによるものなど、以前からも存在した。
↑ 多摩地域は、東京スカイツリーからの親局でカバーできるところがほとんどである。島嶼部もradikoで無料で聴くことができる。
↑ 2014年10月19日まで、当該周波数を含む86-90MHzはアナログテレビ放送 1チャネル およびその後継システムとの混信を避けるためのガードバンドとされており、この周波数帯が1チャネルの放送区域と重なる予定放送区域のFM放送局に割り当てられることはなかった。
↑ 東京タワーからの各放送局の電波の電界強度 をスタジオ内で測定すると、110dBμV/mを超え、人体に大きな影響を及ぼす可能性がある。
↑ 西麻布三井ビルディングは同局の移転後、2018年から2019年にかけて解体され、現存しない。
↑ 当時、在京の各放送局が次々と新ビルへ移転または移転計画を打ち出していたことから、新ビルへ移転することとした。
↑ 六本木ヒルズ内には、J-WAVEのほかにもテレビ朝日 の本社ビルがある。
↑ 燃料の都市ガスは東京ガス から供給を受けるほか、災害などによってガスの供給がストップした際は、備蓄している灯油でも発電できる。
1 2 3 4 エフエムジャパン 非常勤取締役
↑ 現在ではJ-WAVE以外のラジオ局、またテレビ番組の司会もナビゲーターと呼ぶことがあるが、いずれも発祥はJ-WAVEである。
↑ ジョン・カビラが大沢悠里 との対談「BRUTUS・なにしろラジオ好きなもので。」(2009年3月1日号)で語った内容によると、冬のある日の放送後に「鍋の話は……どうかな。」と言われたという。
↑ 英語圏以外にもイタリア、フランス、ブラジルなどの出身者がおり、番組によっては、イタリア語・フランス語・ポルトガル語も使用する。
↑ 開局時チーフプロデューサーとして立ち上げにかかわり、その後編成局長や社長を務め経営に携わった斎藤日出夫によれば、オリジナル・ジングルは800種類あるという。
↑ 同じ系統の番組の発祥ともいえるのが1994年にエフエム京都 で開始した『NEO SWING 』であるが、在京ラジオ局では珍しいものであった。
↑ (『MAKE IT 21』はナビゲーターの経歴不祥事 により2016年3月中旬で打ち切った)
↑ ただし創価大学 と国政選挙 期間中の公明党 の広報CMは放送している。同じく放送しなかった大阪 のMBSラジオ は2009年4月から 一部の番組枠 で流れるようになった。
↑ ZIP-FM における「サーフボードプログラム 」に相当するもの。「浮き船方式 」や「インサート 」ともいう。
↑ かつては平日日中帯に『TEPCO AROUND THE TOKIO』『NESCAFE GOLDBLEND INNER SKETCHES 』もあり、後者は大阪と企画ネット。土曜日の『LIFE IS A GIFT』も同様であった。
↑ 2009年9月までは、深夜2時から翌朝5時であった。
↑ 2019年3月までの18時は全曜日時報からHead Line Newsへとつないでいたが、月〜木の番組構成を見直し、Head Line Newsが17時10分へと移動した。
↑ 当初は時報音と被るようにHead Line Newsのジングルが送出されていたため一部が切れていたが徐々に改善している。
↑ JFN系列 週末の時報CMとは別のバージョン。
↑ 前身のトリオ、ケンウッドでも1970年から1985年までJFN系列で毎日一部の時間帯を除き時報CMを流していた。
↑ 当時の構成は音楽80%、トーク10%、交通情報、天気予報、ニュース 、CMなどで10%と言われている。(FM fan「J-WAVE10周年」記事より(参考資料 - j-wave TIME TABLE 1988 ))
↑ それ以前から「J-WAVEサマーセミナー」と称して、ディレクターやナビゲーターの養成を行ってきたものの、この頃に入ってきたナビゲーターはそれとは明らかに異質な者であった。
↑ 東北放送 でも2013年8月放送分より、毎月第4土曜 19:00 - 19:54に放送している。なお、宮城県内の一部地域ではJ-WAVEを配信しているコミュニティ放送局 を通じてJ-WAVEと同時刻での聴取も可能。
↑ 2018年3月まではナビゲーターの所属事務所の都合により配信されなかった(radikoプレミアムでは2018年4月1日から配信)。
↑ 社名に英語が使用されていない場合でも、独特の発音で読み上げていた。
↑ ただし、『TOKIO LIFE』『PRIME ANGLE』『e-STATION 』で放送した『TEPCO AROUND THE TOKIO』は「TEPCO」こと「東京電力 」がスポンサーであったが、「This program is(was) brought to you by Tokyo-Denryoku 」ではなく、「This program is(was) brought to you by Tokyo Electric Power Company 」と読み上げた。
↑ 『TOYOTA LIFE@SAFARI』など。また、CHINTAI 、三菱地所 、森ビル といった不動産 系企業が提供に入る場合に特に日本語読みとなる場合が多い。
↑ 81.6MHzでNHK前橋放送局 牛伏山親局 が送出を行う。
↑ 2021年8月8日の『全国民放ラジオ99局統一番組 東京2020オリンピック 男子マラソン 実況中継 』など。
↑ かつては『MUSIC HYPER MARKET』
↑ 2020年5月までのエフエムふくやま や2019年6月までの浜松エフエム放送 。地上波でJ-WAVEを流し、ネットサイマルでMUSIC BIRD for COMMUNITYを流した。専用のタイムテーブルをウェブサイトで公開する場合もあった。
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
J-WAVE に関連するカテゴリがあります。
配信局
日本放送協会 (NHK)北海道・東北 関東 北陸・甲信越 中部 近畿 中国・四国 九州・沖縄 全国 過去の配信局
注釈
NHK AM(地域別配信)とNHK FM(全国配信)は「radikoプレミアム(エリアフリー聴取)」「radikoタイムフリー(過去1週間以内の聴取)」の対象外。
小売業 自動車販売関連 金融・保険・情報関連 レジャー・飲食関連 その他 テレビ番組 関連項目
カテゴリ
統括会社 交通事業 流通事業 ホテル・リゾート事業 不動産事業 建設事業 製造・整備事業 レジャー事業 サービス事業 文化事業 サポート事業 グループから離脱 または法人格が消滅した会社 関連項目
カテゴリ