| 2025 MN45 | |
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2025 MN45 の写真 | |
| 仮符号・別名 | K25M45N |
| 分類 | 小惑星帯 |
| 発見 | |
| 発見日 | 2025年5月2日 |
| 発見者 | シモニー・サーベイ望遠鏡 |
| 発見場所 | NSFヴェラ・C・ルービン天文台 |
| 軌道要素と性質 元期:2025年11月21日(JD 2461000.5) | |
| 軌道長半径 (a) | 2.439 au |
| 近日点距離 (q) | 2.388 au |
| 遠日点距離 (Q) | 2.491 au |
| 離心率 (e) | 0.0210 |
| 公転周期 (P) | 1,392 日(3.81 年) |
| 軌道傾斜角 (i) | 9.852° |
| 近点引数 (ω) | 98.697° |
| 昇交点黄経 (Ω) | 54.262° |
| 平均近点角 (M) | 95.679° |
| 物理的性質 | |
| 平均直径 | ≃ 0.71 km |
| 自転周期 | ≃ 1.88 分 |
| スペクトル分類 | g-r = 0.42 - 0.43 r-i = 0.13 - 0.14 |
| 絶対等級 (H) | 18.74±0.20 |
| アルベド(反射能) | 0.15(推定) |
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2025 MN45 とは、直径 0.71 km の高速自転する小惑星帯に存在する小惑星で、2025年5月2日にNSFヴェラ・C・ルービン天文台で発見された。2026年現在、直径 0.5 km を超える小惑星の中で最も短い自転周期を持っており、その自転周期は約1.88分である。2025 MN45 の極めて高い自転速度は、この小惑星がラブルパイル天体ではなく、遠心力により破壊されることのない強固な岩石のような物質で構成されていることを示唆している。
2025 MN45 は、2025年5月2日、NSFヴェラ・C・ルービン天文台にある口径 8.4 m のシモニー・サーベイ望遠鏡によって主望遠鏡カメラ(LSSTCam)の試運転中に発見された。2025 MN45 は、同天文台が2025年4月から5月にかけて行った「First Look」プログラムで発見した約1,900個の小惑星のうちの1つである。このプログラムでは、おとめ座銀河団を頻繁に撮影することでこれらの小惑星が検出された。2025 MN45 を含むこれらの小惑星の発見は、NSFヴェラ・C・ルービン天文台のチームによって2025年6月に発表され、観測データは小惑星センターに提出された。NSFヴェラ・C・ルービン天文台の「First Look」による観測データのさらなる分析により、2025 MN45 は高速な自転をしていることが明らかになり、これは2026年1月7日にSarah Greenstreetが主導する天文学者チームによって発表された。2025 MN45 は、2019年、2021年、2023年の以前の観測でパンスターズによって検出されている。
2025 MN45 は、平均距離(軌道長半径)2.49 au で太陽の周囲を公転しており、火星と木星の間の小惑星帯に位置している。公転周期は3.81年である。軌道離心率は0.02と低く、軌道はほぼ円であり、黄道に対する傾斜角は9.9°である。
2025 MN45 の直径は推定 710 m で、絶対等級18.7と幾何アルベド0.15を仮定して推定された。NSFヴェラ・C・ルービン天文台による2025年4月から5月の観測結果の解析によると、2025 MN45 の色指数は g-r = 0.42 - 0.43 、r-i = 0.13 - 0.14 であり、S型小惑星よりもC型小惑星に近いことが判明した。また、観測結果から、2025 MN45 の明るさは0.4等級の振幅で変動しており、軸方向の伸びが少なくとも1.3(0.87 km × 0.66 km の大きさに相当)の細長い形状をしていることが示唆されている。

2025 MN45 の明るさは、自転により周期的に変化する。NSFヴェラ・C・ルービン天文台の2025年4月から5月にかけての観測結果を分析したところ、2025 MN45 の自転周期は1.88分であり、2026年時点では直径 500 m を超える小惑星の中で最も速く自転していることが判明した。直径 150 m を超えるメインベルトの小惑星は、一般的に約2.2時間よりも遅く自転すると予想されている。これは、集積した岩塊が遠心力によって崩壊してしまうためである。2025 MN45 が2.2時間をはるかに上回る速度で自転しているという事実は、2025 MN45 が他のほとんどの小惑星のようなラブルパイル天体ではなく、内部がかなり凝集した非常に強い物質で構成されていることを示している。2025 MN45 を遠心力から保護するために必要な凝集強度は約 9 MPa で、固体岩石の凝集強度(≈ 10 MPa)に匹敵する。
2025 MN45 に加え、直径 100 m 以上、自転周期5分未満の「超高速」自転小惑星が2つ、同じNSFヴェラ・C・ルービン天文台による観測で発見されており、これらの小惑星が広く存在する可能性を示唆している。これらの超高速自転小惑星は、より大きな母天体の高密度核の衝突破壊によって生じた破片として発生した可能性がある。